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片頭痛は日本人の20-30歳代女性の6人に1人は持つ一般的な病気です。それだけ頻度が多い病気であるにも関わらず、その病気の本質が理解されにくく、「たかが頭痛」という不当な扱いを受けているのも事実です。
近年、その治療法は急速に進化しています。特に注目を集めているのが、片頭痛を引き起こす原因物質である「CGRP」の働きを直接ブロックする薬です。その新しい機序の注射薬が2021年に発売(エムガルティ・アイモビーグ・アジョビ)され、治療効果の高さに加え、値段の高さ(3割負担で12.000円程度)で注目されました。現在、当院でも片頭痛で定期的に通院される患者さんの約20%に、その新しい注射薬が使われるようになりました。
更に昨年12月に同じ作用機序で内服薬の「ナルティーク」と、今年4月に同じく内服薬の「アクイプタ」が発売され、現在大変注目されています。
これまでCGRPをターゲットにした薬は「注射薬」しかなかったので、待望の「内服薬」が登場したことで、患者さんの選ぶ選択肢が大きく広がりました。同じ仕組みを持つ2つの薬ですが、実は使い方や役割に少し違いがあります。
「ナルティーク」の最大の特徴は、日本初となる「発作時の治療」(痛い時に内服する)と「発作の予防」(2日に1回内服することで片頭痛発症を抑制する)の両方に使える点です。今までは「発作時の薬」と「発作予防の薬」は全く別の薬だったわけですが、何れにおいても「ナルティーク」という薬だけで対応ができるようになりました。
一方、「アクイプタ」は、「発作の予防」のお薬になります。「ナルティーク」とは異なり、毎日内服する薬になっていますので、頭痛のあるなしに関わらず毎日服用して、頭痛の発症・頻度を下げる効果が期待できます。
どちらのお薬も、従来の片頭痛薬(トリプタン系薬剤)とは異なり血管を収縮させないため、心臓病や高血圧などの持病でこれまでの薬が使えなかった方にとっても安心な選択肢となります。また、「注射の痛みが苦手」な患者さんや、注射を打つことで打った部位が腫れたりするような患者さんにとっても、「内服薬」になりますので朗報です。
「痛むときだけ臨機応変に対処したい(あるいは1日おきが良い)」ならナルティーク、「毎日飲んで頭痛を減らしたい」ならアクイプタ。ご自身の頭痛の頻度や生活リズムに合わせて治療を考えてみてもいいのではないかと思います。治療については「日本頭痛学会専門医」を持っている医療機関ならびに医師をお勧めしております。
ぜひ一度頭痛専門医に相談してみてはいかがでしょうか?!
池田脳神経外科 092-589-0150
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50年片頭痛に苦しみ、注射月一、3ヶ月に一度3本打ちなど、ありとあらゆる治療を試みたベテラン患者です。
今日アクイプタ 10日目。5日目頃からひどいだるさと気持ち悪さがありますが、副作用かなぁー?と、思ってます。この副作用があったとしても片頭痛回数 減らせれば万歳!です。
6日目にレルパックス一回服用のみ。月10日以上片頭痛発作の私にしたら、激減してます。
そろそろ再受診です。
アクイプタは個人的にはいい薬だと思います。
あとは便秘と吐き気といった副作用に注意が必要です。
海外でも少しずつデータがでてきていますが、注射製剤と比較しても効果は甲乙つけがたい状況ですし、注射製剤で効果がでなくても3割の患者さんには効果が出ると言うデータも出てきています。また教えてください。