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本日は、今年の冬にも発売が予定されている「gepant」についてのお話になります。
現在、抗CGRP製剤として「エムガルティ」「アイモビーグ」「アジョビ」と3剤の薬剤がございます。それと同じ機序の薬剤で、「gepant」は注射剤ではなく内服薬になります。
現在、日本では「rimegepant」と「atogepant」の2種類の薬の治験が行われました。
海外では「rimegepant」は「ナーテクス」という商品名で、「atogepant」は「クルタ」という商品名で既に発売されています。
日本での商品名は海外と同じになるのか?違う名前になるかは現時点では不明です。
ここでは商品名で説明します。「ナーテクス」は2つの使い方があって、「急性期薬」つまり痛い時に服用するというやり方です。つまり「トリプタン」「NSAIDs」と同じように痛い時に内服するという方法です。それと「予防薬」として2日に1日服用することで、片頭痛の「頻度・程度」を減らす方法の2つの使い方ができる薬剤になります。
ここのところが患者さんに説明して納得していただくには時間がかかるのではないでしょうか?
一方。「クルタ」は毎日服用することで、片頭痛の「頻度・程度」を和らげる「予防薬」としての機能しかありません。同じ機序の薬であるのに、片や「急性期薬」「予防薬」両方の役割があるのに、もう一方は「予防薬」としての効果しかないわけですから、これもまた病態の理解に苦しむだろうなあと容易に想像つきます。
これらの薬剤については今年の大きな目玉になる薬剤ですので、今後も随時お話をさせていただきます。
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