図3

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前々回から小学生から中学生に多い起立性調節障害についてお届けしています。

今回が3回目です。
今回は起立性調節障害の治療についてお届けしていきます。

起立性調節障害の治療は、疾病教育・環境調整・生活リズムを整える・水分や塩分を積極的に摂取する・下肢の筋肉を鍛えるなどの日常生活の改善を行うことによって、症状は徐々に改善することが多いとされています。

 

しかし、よく失神を起こすなど日常生活が困難になる場合には、血圧を上昇させる作用を持つミドドリン塩酸塩(メトリジン)などの薬物療法が行われる場合もあります。

 

 それらに加えて子どもが抱える心理的なストレスに目を向け、その影響を少なくするなどの配慮も大切とされています。

 

● 思春期に多い身体疾患であり、気合・根性の問題ではない

● 特効薬はない

● 時間経過で症状の改善が期待できる

● 生活の工夫で症状を緩和することができる

● 診断がついてからが始まり

● 患児が自分らしく生きていくためにどうするか

● 周囲にいる大人が疾病についての十分な理解を

 

具体的な非薬物療法としては

 脳の血流維持

□ 水分は1日最低1.5L

□ 塩分は今より+3g

□ 少なくとも30分以上の運動を

 

② 自律神経を整える

□ 寝る前に強い刺激は減らす

□ なるべく22時前に就寝

□ 学校には必要に応じて連携

 

③ 苦手な環境を知る

□ 調子が悪くなる状況を知る

□ 暑さ・寒さ・天候に気をつける

□ 内服・塩分・水分で対策

 

過剰に精神面に負荷をかけることで更に問題が複雑化していき、不登校や引きこもりとなり、学校・社会への復帰に大きな支障となることも少なくありません。その点にも十分な配慮が必要です。

 

 

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