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5/9-5/12まで名古屋で行われた第44回日本脳神経外科コングレスという学会で片頭痛に関するHands-on Seminarが行われました。
一般の人にはわかりにくいかもしれませんが、脳神経外科の勤務医でバリバリ手術をするような先生たちが集まる学会で「片頭痛」が話題になることは、まずありません。
脳神経外科の大きな学会といえば
① 日本脳神経外科学会総会(10-11月開催)
② 日本脳神経外科コングレス(5月開催)
③ 日本脳卒中・脳卒中の外科学会(3月開催)
この3つが大きな学会です。
何れもの学会では、「片頭痛」が語られることがありませんでした。
ところが、3年前に抗CGRP製剤(エムガルティ・アイモビーグ・アジョビ)が発売されてから、少しずつ流れが変わってきました。
まず、バリバリ手術をするような脳神経外科医が片頭痛に興味を持ちだしてきたということです。
それを証拠に信州大学脳神経外科や弘前大学脳神経外科では、「頭痛外来」が設置され、教授の旗振りの元「頭痛診療」が大学病院で行われるようになりました。
また日本脳神経外科学会総会でも「片頭痛」関連の学会発表が数は少ないながらも、発表されるようになってきました。
ということで現地参加1500人・web参加3500人の日本脳神経外科コングレスで片頭痛のHands on Seminarが開かれることになりました。
私はファシリテーター役として参加しました。
片頭痛診療を行っている先生方と質問を通して物事を考える水先案内人の役割です。
以前、脳神経外科の教授をされている先生から自分が片頭痛で困っている若い女医さんまで、いろんな先生方と医師-患者関係のコミュニケーション向上に、また片頭痛診療満足度向上のために、お互いに学んできました。
今後も編ずつ診療の裾野が広がり、片頭痛で困っている患者さんが一人でも多く救われるようになればと考えます。
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