頭痛日記 イメージ画像

2009年10月

 当院にいらっしゃる頭痛の患者さんの3割は薬物乱用頭痛です。  最近、私が患者さんに説明しているのは  「なぜあなたの頭痛は鎮痛薬が効かなくなったのかわかりますか~?」とまず聞きます。  「わかりません」とか「薬の飲み過ぎだからでしょう~」と答えます。

 慢性頭痛でゞ枋シ親痛 ∧卞痛 7家頭痛を頭痛三兄弟と私は呼んでいます。  その中で一番頻度の多い緊張型頭痛と二番に多い片頭痛はその症状は対比して説明されています。  例えば頭痛のおこりかたは?   片頭痛はズキンズキンと拍動性の頭痛であるのに対して

 私自身は片頭痛の患者さんで市販の鎮痛剤などで治療することは構いませんと話しています。  ただし条件があって  (卞痛の回数が少ない(月に1-2回以下)  鎮痛剤で痛みがきれいに治る  F痛以外の症状がない  などの条件があります。  片頭痛は「脳の神経

 先日のブログにも担当の先生が十分相談にのっていただけないという悩みがありました。  そこで今日は診療所からみた頭痛患者さんの経済学について書きたいと思います。  診療費は全国統一ですが、意外とわかりづらい摩訶不思議なブラックボックスのようなものです。

 週末を利用して東京であった頭痛の研究会に参加しました。  この研究会は過去3年ほど毎年参加しています。  discussion形式で頭痛診療について話し合いができる唯一の研究会であるために私は、土曜日の午後の診療を休止してでも参加しています。  ところがである

 私は頭痛診療を専門にしている町医者です。  大学病院のように最先端の頭痛の研究はしていませんが、今までの経験や最新の知見をもとに「頭痛」の専門的な治療を行っています。このブログはそこで得られた様々な情報や経験を患者さんの迷惑にならない範囲で語っていく

 以前から気が付いていることがあります。最近もあんたんですが、鎮痛剤をたくさん内服する患者さんの中には、風邪薬もたくさん飲む傾向にあります。  たとえばロキソニン1日3回 すでに半年以上内服している患者さんがいらっしゃいます。ロキソニンは頭痛のためなんで

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