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本日は今年6月発売されたレイボー錠についてです。
トリプタン系薬剤が発売されて約20年が経過(新しいアマージは14年ですが)しました。そこから久しぶりの新しい薬の発売ですので期待を集めました。
当院でも8人くらいの患者さんに治験をさせていただきましたので、何となくの使用感は把握していたつもりでした。
日本で行った治験はMONONOFU試験と言いますが、その副作用の報告がまとまっています。
一番の副作用は「めまい」です。
まずまずおこります。
ですので、1回目の内服では必ず自宅で外出しないことを確認したうえで内服していただく事を勧めております。例えば、片頭痛がおこる。寝るので内服しないまま眠るか?それとも内服して眠るか?みたいなシチュエーションがあると思いますが、そのようなtimingで内服していただくのいが初回内服のベストだと思います。
それでめまい・傾眠の副作用がないのを確認してから日中に使うというようなstep upする方法をお勧めしております。
また、一度めまい・傾眠といった副作用が出たとしても、その症状が毎回毎回続くかと言えば、続かないことが多いと考えております。内服を繰り返すたびに副作用の出現が軽減化していくものです。
当院でも初回使って、めまいが出たから2度と使わないと言われた患者さんもいますが、最初は結構なめまいが出ましたけど、徐々に収まって使い安くなりましたという答えの患者さんもおいでになります。
何の薬も上手な使い方を導くまでには少しの時間と経験値が必要で、特に片頭痛系の薬はそういうものでもあります。初めてトリプタン製剤を使うときにも、今回と似たような経験をしたものです。
今、トリプタン製剤の効果が十分でない患者さんや、副作用で使いにくいなどの患者さんでも凄く効果が出た経験もありますので、そのような患者さんには一度使っていただきたいと考えています。
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