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本日はタイトルの話です。

片頭痛の患者さんで特にこめかみ~前頭部が中心に痛くなる患者さんでは頭痛がおこる少し前から両目の上から額にかけてむくんでいることがよくあります。

患者さんで気がついている人もいらっしゃって、初診時にそのことを話される患者さんもいらっしゃいます。

私自身もかかりつけの患者さんで、「今日は少し調子が悪いですか?」と顔のむくみ具合からそうお声かけすることもよくあります。その場合は確かに頭痛がおこっていたり、治りかけの段階であったりします。

あとは片頭痛が強くて、外来で点滴をしながらイミグラン注をするっこともよくありますが、そのような場合には注射し点滴が終わる段階で顔面の腫脹の程度で効果判定することもあります。

受診時より明らかに顔面のむくみ(特に目の上)が改善しているケースはまずすっきり片頭痛は改善しています。

ところが、顔面のむくみが改善していないケースでは。あまり症状が改善していません。

「目は口ほどにものを言う」なんです。客観的にイミグラン注の効果判定に有用なんです。

点滴終了時の段階でむくみが改善していなくても、徐々に軽減してスッキリというケースもあるので、その後も注目していかないといけないポイントです。

是非、患者さん自身も鏡をみていただいて、普段の自分の目の上から額にかけての状況をしって、頭が痛いときにむくんでいるのか? また、トリプタン内服してから症状は軽減しているのか?むくみは改善しているのか? そこに是非着目してみてください。そうすることで、効果判定ができやすくなると思います。

目の上~額が片頭痛薬効果判定の着目ポイントです。