今日は少し大きなテーマに挑もうと思います。
まさにタイトル通りです。ストレートネックと頭痛の関係です。
最近外来で患者さん側からストレートネックという言葉をよく聞くようになってきました。整形外科・整骨院その他でもこのような話がでるからだと思います。
まさにタイトル通りです。ストレートネックと頭痛の関係です。
最近外来で患者さん側からストレートネックという言葉をよく聞くようになってきました。整形外科・整骨院その他でもこのような話がでるからだと思います。
実は私もストレートネックです。22歳くらいで頸椎のレントゲンを施行した際に、そのときの担当医の先生にいわれました。その後、医師になってからとった際にストレートネックであることを確認しました。
上のレントゲンで言えば、上段が通常の頸椎で生理的前弯といって前側(側面像なので左側への緩やかなカーブ)にゆるやかなカーブを描いています。下段がストレートネックで頸椎全体が直線化しているのがわかります。
一般的にはストレートネックが全体の30%程度いらっしゃると言われています。
私の個人的な意見としては、外来で拝見する患者さんはもっと多いように感じています。
ストレートネックの患者さん全員が頭痛を訴えるかというと、そうでもないわけでストレートネック=頭痛もちではありません。
しかし、よそで「あなたはストレートネックだから頭痛があるのは仕方ないよ」と言われる患者さんが大変多いように見受けます。
私の個人的な意見としては、外来で拝見する患者さんはもっと多いように感じています。
ストレートネックの患者さん全員が頭痛を訴えるかというと、そうでもないわけでストレートネック=頭痛もちではありません。
しかし、よそで「あなたはストレートネックだから頭痛があるのは仕方ないよ」と言われる患者さんが大変多いように見受けます。
なぜ、そのように言うのかというと、いろんな意見がありますが、確かにねと思う意見があるのは承知していますが、私自身は考慮してもいいが全てそれで解決はできないと思っています。
四国の方の病院の先生で、この主張を常に言われる先生がいらっしゃいますが、学会会場ではあまり受け入れられていないように思います。今で言うエビデンスになるものはないのが現状です。
また整骨院の人でこの説を強く訴えられている人もいます。あまり、そのような意見の人とdiscussionする機会がないので、一度そういう立場で考えている人たちの話も聞いてみたいと思っていますが、残念ながらそのような機会はまずないのが現状です。
またこのテーマについては書きたいと思っています。
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