今日は実際的な問題について書いてみます。
トリプタン製剤が効果が十分でない場合に、トリプタン製剤そのものを変更する(change)、もしくは現状のトリプタン製剤に何かを加える(on)かという問題は大変難しい問題です。
まず一番最初に解決しなければいけない問題は?
①診断が正しくて、タイミングよく薬が内服できているのか?
これです。初めて来院されて、初めて診断されて、初めてトリプタンを内服するケースでは判断できにくいと考えます。ですから効果が十分でないのか?十分効果が出るような内服ができているのか?そういう問題をはっきりさせる必要があります。
①診断が正しくて、タイミングよく薬が内服できているのか?
これです。初めて来院されて、初めて診断されて、初めてトリプタンを内服するケースでは判断できにくいと考えます。ですから効果が十分でないのか?十分効果が出るような内服ができているのか?そういう問題をはっきりさせる必要があります。
次に問題なのは?
②今のトリプタン製剤が、内服していただいている患者さんの片頭痛のタイプにマッチしているのか?
これは、以前も書きましたが「ウサギ型片頭痛」か?「カメ型片頭痛」かの問題です。
ウサギ型なのにアマージでは効果が薄いし、カメ型なのにマクサルトでは薄いのです。
②今のトリプタン製剤が、内服していただいている患者さんの片頭痛のタイプにマッチしているのか?
これは、以前も書きましたが「ウサギ型片頭痛」か?「カメ型片頭痛」かの問題です。
ウサギ型なのにアマージでは効果が薄いし、カメ型なのにマクサルトでは薄いのです。
この①②の問題をclearしているのに効果が弱い。もしくは効果がない時には変更「change」もしくは追加「on」を選択することになります。
全く効果がなければ「change」が妥当です。どれからどれが相性がいいかは話を聞いたうえで判断することになりますので、ベストな変更と言うのは個々人で異なります。
また効果があるが、効果が「薄い」もしくは「長続き」しない場合には、通常は鎮痛剤(NSAIDs)の追加「on」をすることが一般的です。私は一般に併用療法と読んでいます。
また効果があるが、効果が「薄い」もしくは「長続き」しない場合には、通常は鎮痛剤(NSAIDs)の追加「on」をすることが一般的です。私は一般に併用療法と読んでいます。
カロナール・ロキソニン・ボルタレン・ブルフェン・セレコックスあたりとの併用療法が一般的です。
今日も長くなりましたので、またこの続きを次回にします。