うちの家内は片頭痛もちで、現在中3になる娘も片頭痛もちです。
 
 最近、年長になった娘も時々頭が痛くなることを話してくれます。私も外来で頭痛の子供さんをみることは、よくありますが年中さんはほとんどいなくて、多くは年長さんからです。そして女の子です。
 
 このくらいの年齢ではっきりと病状を伝えれるのは、圧倒的に女>男だからではないかとおもいます。自分の娘の同級生の男の話を聞いていれば、そのことも納得がいきます。男は、あれこれ言えてません。ですから頭痛は少なからずあるんでしょうけれど、うまく伝えれてないので受診しないということです。
 
 母親が片頭痛であれば、その母親の娘は約50%に、息子さんには約20%片頭痛もちになります。
 
 その母親が若い(小学校まで)時期に片頭痛が始まれば、その子供も早い時期に始まるようです。
 
 うちのように親子で片頭痛であれば、痛いこと・辛いこと わかりあえますが、そうでなければわかりあうことができず、片頭痛の子供さんは苦労します。
 逆に親が片頭痛もちであれば、なかなか受診にいたらず、親が片頭痛もちでなければ早めに受診する傾向にもあるようです。