今年もたくさんの受験生が頭痛と戦いながら入学試験に向かっています。

 当地では県立高校の試験が3/9で、あと1月あまりですが、大学のセンター試験はご存じのように2週間前に行われました。今年も当院受診中の数人の高校3年生が受験しました。

 私は受験生には必ず言うのは試験当日は必ず頭痛がおこると思って準備して、行動してくださいということです。残念ながら、試験当日はかなりの確率で頭痛がおこることがわかっているのにrescueすることができないのです。事前に回避させれることができたら、してあげるのですがそれが難しいのです。

 試験終了後に次々と受診にこられます。
 もちろん受験生の高校生はこの時期受診せず、お母さん方が代わりに頭痛diaryとともに受診してくれます。
 そこで模擬試験の結果とセンター試験を比べてどうかという話を聞きます。
 当然よかった人もいれば、悪かった人もいるのです。

 フランスでは確かセンター試験の日に頭痛発作があることが証明できれば7点くらい点数をあげてくれるんですよね。でも日本にはそんなことはありませんから、センター試験の日には患者さんたちに頭痛がおこらないように祈るだけです。

 受験生 がんばって!