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 今日は第39回慢性疼痛学会からの報告です。
 
 アメリカでは12歳以上の人口の9%が薬物の乱用または依存を経験しているとのことです。
 一番多いのがマリファナですが、何んと2番目に多いのが鎮痛剤なんですよね。2007年のデータでは2147万人が鎮痛剤の乱用または依存を経験しているそうです。
 
 鎮痛剤を使用するということは乱用することと背中合わせであるということを心にくぎを刺す必要があります。
 
 もちろん、これは患者さんだけでなく、われわれ医師も同じことですので、教訓として知っておくべきだなあと痛感する次第です。
 
 薬物乱用頭痛の啓発にいそしんでいるのは日本頭痛学会だけかと思ってましたら、最近は製薬会社のエーザイも積極的にパンフレットやポスターを作って啓発してくれています。
 
 ありがたいものです。

 今年の頭痛学会でも薬物乱用頭痛は話題でした。

 まずは、これを作っているのは患者さんではなく、医者だという側面です。

 私自身はドラッグストアの普及により安価で簡単に市販の鎮痛剤を手に入れることができることが問題だと思っています。というのも当院にこられる薬物乱用頭痛の患者さんは3:1で市販薬の乱用だからです。
 
 頭痛学会では原因は医者だという話が多かったようです。

 頭痛に全く興味のない脳神経外科医(少なくない)、整形外科医、内科医、、、。
 安易にNSAIDsを処方して薬物乱用頭痛を作っているという側面です。

 確かにありますよね。この考え方、、、。

 ですから調剤薬局の先生に啓蒙活動して、薬物乱用頭痛を疑えば相談していただくように話していますし、実際にご紹介いただくことも多々あります。

 これはどこが悪いという犯人探しをすること自体はあまり意味のないことで、医療現場に携わる人たち、患者さん、それにドラッグストアにも少しそのような認識をぜひ持ってもらいたいものだと思っています。

 今日2月22日は「頭痛の日」です。

 実は私も知りませんでした。

 今日は東京で頭痛の研究会があったのですが、その会場で「頭痛大学」で有名な間中先生がそうおっしゃってました。

 へえ~頭痛の日かと感慨深かったですね。そんな日に頭痛の研究会とはタイムリーな話でした。

 内容は盛りだくさんでしたが、これは後日少しずつ小出し小出しで報告していきます。

 土曜日の診療をバタバタ終わらせ、さらに予定していた飛行機が北海道の悪天候で中止という悪条件を克服しての研究会でしたので、何かものにしてと思って聞いて来ました。

 大相撲の舞の海秀平さんも患者さん代表として話したり、内容豊富でした。

 またこの件については後日報告いたします。

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