タグ:その他の病気

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当地でも予想通り6/2に梅雨入りしました。
6/1はいい天気で、6/2梅雨らしい雨。6/3と6/4は絶好のいい天気です。

例年梅雨前に結構雨で、梅雨入りしてから張れるというのはよくあります。
それでなんでしょうが?! 今週の外来は先週末から頭痛がダラダラ続く人のオンパレードです。
いつも言いますように気圧の安定する5月はおちつくのですが、6月は・・・・です。

なぜか私も先週の土曜日から右後頚部から動くと拍動性のズキンズキンとした痛みが続いています。
1年に1回くらい7-10日っくらい、このタイプの頭痛があります。
痛みの質は片頭痛ですが、毎日毎日続くのです。ロキソニンが著効します。なぜかカロナールは効果ありません。できれば1日2回内服したいのですが、何とかやり過ごして1日1回くらいで過ごしています。
食欲はあり、夜も眠れています。
入浴すると最初はズキンズキンきますが、徐々に落ち着きます。
歩くとこれも最初はズキンズキンきますが、途中から痛みを感じず、気持ちよく歩けます。

なんの頭痛?難しいです。
自分の頭痛なのに答えられない。強いて言えば「季節の変わり目頭痛」でしょうか?!
そろそろ1週間なので、もうすぐ収束してしまう予定です。
昨年もこの頃だったかな?!

梅雨入りが頭痛入りのようです。

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 6月になりますと、いよいよイミグランに次いでゾーミッグにもジェネリックが発売されます。
当院にも早速売り込みがあります。6/1からは難しいので7月までにはゾーミッグのジェネリックも薬局で準備してもらわないといけません。

 問題は効果と薬価です。
 イミグランは結局ジェネッリクにした患者さんの2割が先発品に戻されましたが、8割はジェネリックでもおおむね納得いく効果であったために、ジェネリックを継続して使用されています。

 薬価は500円程度でしたので、基本的にイミグランもゾーミッグも現在の薬価が変わりませんので、おそらくゾーミッグも500円程度の値段になることが予想されます。患者さんにとっては大変いいことですが、あくまでも効果との兼ね合いであることには変わりありません。

 このブログでも書いていますが私個人的にはゾーミッグを最も使っていないので、ジェネリックについての核心が持てるようになるまでは少し時間がかかるかもしれません。

 upしているのは先発品のゾーミッグですが、海外にはゾーミッグの点鼻もあります。日本では発売されていません。ゾーミッグの点鼻ってどんなんかな~?!とは思います。使用経験のある患者さんがいらっしゃいましたら、教えていただければ幸いです。

 いずれにしても6月中にゾーミッグのジェネリックが発売されます。
 もうしばらくお待ちください。

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 突然ですが本日訪問者が140000人を突破しました。
 訪問していただきまして誠にありがとうございます。

 また上記のランキングも1位もしくは2位あたりをキープさせていただいており、またまた感謝です。

 さて今日はタイトルどおりです。子宮内膜症と片頭痛の共存についてです。
 最新の日本頭痛学会誌に興味深いデータがでております。

 腹腔鏡下に子宮内膜症と診断した75人の42.6%に片頭痛を認めた。
 対象として婦人科的異常所見のない82人の25.6%に片頭痛を認めたというデータです。

 子宮内膜症では優位に片頭痛の共存が見られるという確固たるデータになります。

 なぜ共存しやすいのかという点については?
 子宮内膜症組織でプロゲステロンが産生され、全身に拡散され片頭痛がおこりやすくなるという説と血管新生因子や一酸化窒素の調節障害が両者に関与しているというはなしがありますが、詳細はわかっていません。

 きちんとしたデータがでることに大変意味がありますし、実際問題として子宮内膜症の半分くらいに片頭痛が合併している印象だっただけに、報告されたデータと大差なく、臨床の現場は大事だと痛感した次第です。

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今日は製薬会社のセミナーでのお話です。テーマは「性差と痛み」です。

インターネット調査「男女比較:長く続く痛みに関する実態調査2015」を行った。調査対象は、長く続く痛みを抱える全国の20歳以上の男女9,400人(男女各4,700人)であった。

主な調査結果
(1)長く続く痛みを抱える人で、現在通院している人は男女ともに約2割であった。

(2)痛みを感じたときに最初にとる行動は「塗り薬・貼り薬の使用」(26.0%)が最多だが、男性は「我慢する」(男性24.0%、女性18.2%)、女性は「痛み止めを飲む」(男性9.3%、女性15.1%)傾向が比較的高かった。

(3)長く続く痛みを周囲に伝える理由は、男性は「自身の痛みのせいで周りに迷惑をかける可能性があるから」(34.6%)、女性は「話すことで自分が安心するから」(36.1%)が最多であった。

(4)痛みを感じるときにパートナーに期待する行動は、男性は「そっとしておいてくれること」(69.2%)、女性は「できないこと(家事など)を代わりにしてくれること」(83.1%)が最多であった。

(5)疼痛に関する情報で重視する情報源は、「通院先の医師の指示」(85.3%)が最多だが、とくに女性は「友人の勧め」や「他人の体験談」など周囲の意見も大切と考える傾向にあった。

(6)全体の約7割が「男より女のほうが痛みに強い」と考えていた。

(7)全体の半数以上が「痛みがあってもある程度我慢するべきだ」と考えていた。

性差の背景に、男の「プライド」・女の「共感」
 女性が痛みに強いという通説を男女の大半が支持していたが、男性は痛みを我慢し、女性は早期の段階で自己対処する傾向が高いことも明らかになった。
 しかし、女性は痛みについて幅広い人に相談したり、口コミを探ったりするなど、さまざまな情報を取り入れるあまり、情報に振り回され専門家の診断に行き着くまでに遠回りし、痛みの慢性化・治療の難渋が生じる危険性があることも示唆された。

 確かに~な内容です。
外来では、頭痛の頻度が女性のほうが高いために、受診される患者さんは圧倒的に女性が多い。
一方、外来受診される男性は周りにあまり相談されず、ダイレクトに受診されることが多く、女性ほど口コミやインターネットでの評判、周りからのアドバイスをもとに受診される傾向があるようです。

 また薬物乱用頭痛は女性に圧倒的に多いわけですが、理由としては頻度そのものが多いからですが、このアンケートでわかるように、女性は薬を飲むことが多く、男性は我慢することが多いことも関係しているのではと思いました。

 大変興味ぶかいアンケート結果ではないかと思います。

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今日はなかなかよくできた写真のご紹介です。
もともとは間中先生の頭痛大学(このHPは専門家でも結構参考になるので、たまに見る先生は多い)を拝見していましたら、すてきな写真の紹介がされていました。

アイセイ薬局と大手の調剤薬局グループが出してあるfree paperのようなもののようです。
詳細はhttp://www.aisei.co.jp/Portals/0/images/pages/user/efforts/magazine/HGM17.pdfを見ていただきますと、PDFの形でみることができます。
今回は頭痛ですが、毎号毎号の表紙が実にqualityが高い作品に仕上がっています。
是非、ご覧ください。http://www.aisei.co.jp/user/efforts/magazine/tabid/281/Default.aspx

鼻炎・夏バテ・肌荒れ・眼精疲労の特集は秀逸な仕上がりになっています。

頭痛もちの皆さんなら「肩こり」の号が余計impactがあるのかもしれません。

是非ご覧ください。

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