カテゴリ: 頭痛の本

イメージ 1

https://sick.blogmura.com/headache/img/headache88_31.gif
にほんブログ村 病気ブログ 頭痛・片頭痛へ(文字をクリック)
ランキングに参加しています。クリックをお願いします。

さてさて今日は新しい本のご紹介です。
TVなどでも活躍中の五十嵐先生の新刊がでましたので、ご紹介いたします。
その名も「頭痛女子のバイブル」です。

~~女子が流行中ですが、それにあわせてcatchyなタイトルです。
また本の色もピンク色で、女子向きになっています。
内容は五十嵐先生ならでは、わかりやすさと、字数を絞って頭の痛くならずに読めるような構成になっています。

我々は外来での限られた時間の中で「いろいろとお答えしてはいますが、やはり少ない。」
このような本で系統立て頭痛を知るというのは大変いい勉強ですし、頭痛くらいセルフコントロールが必要な疾患はなく、そのために自分の知識の量が直接頭痛のコントロールにつながっていくものと考えられます。

8月3日の発売で、世界文化社 1404円です。
Amazonなどでも取り扱いがございますので、そちらからでも頼んでみてください。
もちろん本屋で見かけられましたら、一度手にとって見てください。
きっと新しい何かがみつかります。

イメージ 1

https://sick.blogmura.com/headache/img/headache88_31.gif
[https://sick.blogmura.com/headache/ranking.html ]
ランキングに参加しています。クリックをお願いします。

年末は駆け込みで片頭痛患者さんの再診患者さんをたくさん拝見しました。
もちろん年末・年始でお休みするからですし、こまったことに「ダンナの実家へ里帰り」という最も危険な因子が待ち受けたりするために駆け込み受診が多かったように思います。

「ダンナの実家へ里帰り」くらい強い片頭痛の危険因子はありません。
寝る場所がかわる。ストレスがかかる。無理して頑張らないといけない。強行軍・行き帰りが大変などまずいことが目白押し状態ですから、片頭痛がおこるのもやむを得ないことなのかもしれません?!

来月5日に東京女子医大頭痛外来でTVでもおなじみの清水先生が新しい本を上梓されます。
一般の人向けの本です。先生の書かれる本の特徴は
①文字が大きい。
②挿絵が多い。
③内容が常に進化する。
という特徴があります。書き慣れてある先生ですので、読み手側の気持ちも考えて作ってあるというところがすばらしい所です。

こういうのは慣れていないと、細かいところまで手が届かないものですので、書店で見かけられたら一度手にとって見てください。私はこのような才がないので、是非参考にされてはと思います。

イメージ 1

https://sick.blogmura.com/headache/img/headache88_31.gif
[https://sick.blogmura.com/headache/ranking_out.html ]
ランキングに参加しています。皆さんクリックしてくださ~い!!!

 今日のテーマは、タイトル通りです。
昨年、頭痛の診療ガイドラインが改定になりました。それに伴い、患者さん向けの本が2014年10月に医学書院から出版されました。

 実は私はまだ中身をみていませんが、帯書きには「日本で最も権威のある頭痛診療のガイドラインです」と随分手前味噌な書き方になっています。

 権威があっても治らないと駄目だし、権威があっても中身が悪いと駄目ですよね。まだ見てないのに否定的で申し訳ありません。来週、いよいよ下関で今年の日本頭痛学会総会がありますので、そこで内容を吟味したいと思っております。

 ただし、おそらく立派な本に仕上がっていると思いますので、ご興味のある方や、頭痛に悩む方、頭痛についてもっと知りたい方は、お問い合わせは医学書院販売部だと思います。

 基本的には一般の本屋で扱われるとは到底思えないので、AMAZONあたりが無難かと思います。

イメージ 1


 「試してがってん」放送以後、最初の2週間ほどではないが、ポツポツ患者さんがいらっしゃる。

 残念ながら清水・平田らが提唱する「脳過敏症候群」ではない患者さんが大半である。
 私は知らなかったが一般患者さん向けに清水先生は2種類の本を出されているようです。

私自身もNHKという大変影響力ある国営放送での番組に対して、このような患者さんに日の目があたり、解決できる患者さんもいうことで一定の理解を示してきました。しかし、結果としてどうだったでしょうか?!
 Happyになれた患者さんは1割程度で、失望した人が7-8割はいらっしゃたのではないでしょうか?
 反響が大きいのは事実で、期待していた人も多くいらっしゃったわけですが、実際の脳過敏症候群ってそこまでは多くないわけです。しかし、窓口を大きく広げた説明で症状の何かがかぶっていればその病気だと思っていらっしゃるのが現実です。

 「脳過敏症候群」をみてくれる医者がいなさすぎると言われた患者さんがいらっしゃいました。残念ながら私が見る限り「脳過敏症候群」ではなく、自律神経障害だと思われる患者さんでした。その患者さんは頭痛学会のHPを頼りに近くの医療機関を受診しているそうです。持ち上げられて、たたき落とされたような感じでしょう。

 難しいですね。
 全否定するつもりはないが、もう少し本筋が固まってからでもよかったのではいかと思う次第です。

 先日の日本頭痛学会でも私の発表の次の演題であった寺本先生が真っ向から反対するような演題を発表されていたのを思い出し、難しさばかりが去来します。

↑このページのトップヘ