今日はトリプタノールの話です。
この薬は三環系抗うつ剤という役割の薬で、1961年発売の古い薬です。
この薬は三環系抗うつ剤という役割の薬で、1961年発売の古い薬です。
基本的な作用は神経伝達物質であるノルアドレナリンやセロトニンの伝達がよくなります。
保険適応はうつ病に適応があるのですが、うつ病で私は使うことはなく、片頭痛や薬物乱用頭痛の治療に使っています。
保険適応はうつ病に適応があるのですが、うつ病で私は使うことはなく、片頭痛や薬物乱用頭痛の治療に使っています。
また片頭痛と緊張型頭痛の混合型頭痛の予防薬としても使うことがあります。
この薬を使うことで痛みを感じにくくしてくれる働きがあり、以前なら鎮痛剤を内服してたころで、内服しなくて済むようになります。また夜間睡眠が充分でない場合などは特に有用です。
飲み方は睡眠前に10mgを内服することから始めます。
副作用として便秘がちになったり、朝から眠気がでたりなどすることです。
不思議と効果が出やすい人は、便秘や眠気などの副作用を感じにくい傾向があるようです。
副作用として便秘がちになったり、朝から眠気がでたりなどすることです。
不思議と効果が出やすい人は、便秘や眠気などの副作用を感じにくい傾向があるようです。
うつ病の薬ですから使用前に患者さんに十分な説明が必要になります。そうでないと、調剤薬局などで薬の説明する際にビックリされたり、クレームがでたりするからです。