カテゴリ: 片頭痛の予防薬

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2018年 1回目の頭痛日記は「片頭痛を予防するdevice」の紹介です。

以前も一度ご紹介したcefalyの進化形です。

電子パルスで三叉神経の上部を刺激して、片頭痛を防止する米CEFALY Technology社の「Cefaly II」は、FDA(米国食品医療品局)の承認を受けた医療機器になります。

USB充電対応のバッテリーを内蔵し、外出先でも手軽に利用可能です。

利用時間は1日に1回20分間。

同社の臨床試験では、片頭痛発作が54%減少、患者の頭痛薬消費量を75%減少しています。

副作用の発現頻度も4.3%ということで、非常に魅力的な医療機器になります。

対象は18歳以上で、現在はアメリカのみで発売されていて、価格は本体が349ドル(約3万7400円)と比較的安価です。

20回利用できる電極パックは3個セットで25ドル(約2700円)です。

購入の際には、医師の処方箋が必要なために日本からの購入は難しいのが難点です。

アメリカのFDAで認可されているものですから、大きな問題はなく、効果も比較的にしっかりと保証されているもののようです。

私も可能なら並行輸入したいのですが、現時点では難しいので、何かいい方法はないか思案中です。

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先週に続いて片頭痛の予防薬についてです。
一般名で塩酸ロメリジンといいまして、MSD社から「テラナス」、ファイザー社から「ミグシス」という商品名で発売されています。

当院ではミグシスをつかっていますが、実は「テラナス」の販売が中止されるようです。
薬価が安くて商売として成り立たないようです。
ただ「ミグシス」の販売は継続されますので、今まで「テラナス」で内服されている患者さんは「ミグシス」に変更して頂ければ問題ないようです。

片頭痛の薬は一般的に高いという印象ですが、予防薬はおおむね安いものばかりです。
当然、毎日服用しますので高いものでは負担が大変なことになります。
もちろん患者さんにとっては、少し高くても片頭痛が全くおこらなくなる予防薬があれば決して高くはないものになりますが、残念ながらそういう薬はありません。

「ミグシス」・「テラナス」ともに副作用でこまることはあまりないので大変使い安いくすりではありますが、デパケンと比べると効果は落ちるところです。
しかし、上手に使うことで片頭痛の程度・頻度は軽減しますので今後も引き続き「ミグシス」で使われていくものと思います。

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さて今日は片頭痛の予防薬の第一選択薬となっているデパケンRについての話です。

ここ最近続けて2回、予防薬としてデパケンRを処方使用として患者さんから断られました。
頭痛学会でもデパケンRを妊娠可能年齢の女性に投与すべきかどうかでは両方の意見があります。

つまり先生によっては妊娠の可能性のある女性には使うべきでないという意見です。
理由は内服していると妊娠の際の奇形発生のriskが高くなるからです。ただ一般的には高容量は使わず、低容量しかつかいませんので、あまり問題になることはないと思われるのですが、妊娠・出産についてはより慎重にの先生方にはあまり評判がよくないということです。

私は、妊娠可能年齢であっても十分にriskを話して、相手に許可を得て使うべきだと考えています。

デパケンRは脳の神経細胞をしずめる作用により、脳血管の異常な運動がおさえられ、片頭痛が起こりにくくなるとされています。
もちろん、使うケースは①片頭痛の回数が多い ②片頭痛の程度が強い ③発作の頓挫薬がききにくい

このようなケースで使われます。予防的に定期服用することで、発作回数の減少、前駆症状の軽減、また発作治療薬の減量がはかれます。

私は事前に十分説明し使います。最近の患者さんは当然ながら自分の処方された薬を綿密に調べる患者さんも多くいらっしゃいますので、事前に説明なしで処方するとトラブルの原因になります。

ですので、後でトラブルになることはないのですが、事前に断られる場合があるのです。
それほど心配な薬だという認識はないのですが、「てんかんの人の内服する薬を頭痛ぐらいでなんで内服しないといけないのか?」ということを言われるケースがあります。
もちろん目の前で言われるケースもあれば、「え~信じられない」とまでいわれたことも過去にはあります。デパケンという薬にあまりいい印象を持ってないから仕方ないのかもしれません。

効果のほどを説明しても最初のハードルが上がりすぎていて、下がらないので結局は効果の落ちる薬かもしくは内服しないということになります。もちろん、自分自身が納得できない薬を内服しても、改善するものも改善しないは自明の理です。

眠気・だるさ・食欲亢進などの副作用はあるものの非常に使いやすくて、効果も上がる薬なので、そこらを是非理解していただきたいと切に願うものです。

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今日は最新の研究報告からです。
デパケン・ランドセン(テグレトール)・トピナなどが片頭痛の予防薬として使われていて、それなりに結果をだしています。ここ3年くらいで新しい抗てんかん薬が発売され、それについても効果を期待する論文がいくつかでていますが、その中でもイーケプラについての報告です。

雑誌:Clinical neuropharmacology誌2013年11-12月号

著者:インド・UP Rural Institute of Medical Sciences and ResearchのArchana Verma先生

目的:抗てんかん薬レベチラセタム(商品名:イーケプラ)の有効性および忍容性を評価した。

内容:片頭痛患者65例を対象とした。対象患者は、レベチラセタム(LEV)群32例、プラセボ群33例に無作為に割り付けられた。試験完了症例数は、LEV群25例、プラセボ群27例であり、13例は早期に試験を中止した。LEVは250mg/日から投与を開始し、1週間おきに250mgずつ追加し、最終投与量である1000mg/日まで増量した。観察期間は3ヵ月間。

結果:・LEV群ではプラセボ群と比較し、片頭痛の頻度(1ヵ月当たりの回数)が有意に減少し(ベースライン時5.17回[SD:1.19]→最後の4週間2.21回[1.47])、重症度も有意に減少した(2.75[0.44]→1.29[0.75])。
・また、LEV群ではプラセボ群と比較し、症状コントロールのために使用する対症療法薬の投与量も有意に減少した(p<0.0001)。
・頭痛頻度が50%以上減少した患者の割合は、LEV群64%、プラセボ群22%であった。
・成人片頭痛患者へのレベチラセタム投与は、頭痛の頻度や重症度を改善し、対症療法薬の使用も軽減できることが示された。

という結果でイーケプラは片頭痛の予防薬として有効性が示されました。
この薬自身が日本で片頭痛の予防薬として適応がとれるようになることはありませんが、保険適応のある予防薬でも効果が少ないケースでは、使うことを検討してみてもいいのではないかと思います。

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今日は片頭痛の予防薬についてご紹介します。
片頭痛の患者さんの多くは低血圧傾向です。ところが40歳代以降の患者さんでは徐々に血圧が上がってくることもあります。

初診で既に高血圧がある患者さんでは片頭痛を減らすため、今後の心血管イベントを防ぐために積極的に降圧治療を行います。

そのような中で「ブロプレス」というお薬が片頭痛の頻度を減らす働きがあると言われていますので、これをよく使います。それでも減らない場合には一般的に使用するミグシス(テラナス)・デパケン・トリプタノールなどの一般的な予防薬を使用します。

恐らく高血圧を呈する片頭痛患者さんは、どのようなタイプであれ降圧すると片頭痛の頻度・程度は減るものと考えられます。東京女子医大の清水先生は「ブロプレス」と同じ機序の「オルメテック」を使って、片頭痛の頻度が減少することを報告しています。ですので、血圧を下げれば片頭痛の頻度・程度が減るが、中でもARBという機序の降圧剤は中でも効果が強く出ることが予想されています。

そういう理屈で私は少し血圧の高い片頭痛患者さんには積極的にブロプレスで降圧するようにしていますし、実際使うことで片頭痛の頻度・程度が減少することを経験しています。

お試しください。

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