カテゴリ: 頭痛の研究会・講演会

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本日(11/18)から第49回日本頭痛学会の一部がスタートします。
正確には明日11/19から11/21までの3日間と長丁場の学会です。

2年前は浦和で普通に行われ、昨年はつくばでしたが、COVID19の影響でほぼWEB開催でした。
今回はCOVID19も収まりつつありますので、通常開催されます。

今年は抗CGRP抗体製剤(エムガルティ・アイモビーグ・アジョビ)が発売された記念すべき年です。
演題も多く、活気のある学会になります。

かういう私も6年連続13回目の頭痛学会での発表ですが、今年は初めて2演題の発表です。
何れも抗CGRP抗体製剤についての演題になります。

学会は静岡ですが、福岡-静岡間はdirectの飛行機がありますのでありがたいです。
発表は11/21(日)です。
11/19(金)は通常に診療を行い、診療後飛行機で静岡へ
11/20(土)は代診の先生にお願いしております。

外来診療が休みづらいし、休むと前後が激しく忙しくなるので、それも辛い。
また患者さんにご迷惑をおかけしますので、苦渋の選択になります。

学会に行きますと
①新しい知識を得ることができます。
②いい緊張感でmotivationがあがります。
③既知の知人たちに会い、意見交換ができます。
④発表しますので勉強もしますし、知識を整理します。

このような恩恵にあづかれるので休診してもいかないといけません。
でも患者さんになるべくご迷惑のかからないようにしないといけません。

今年の頭痛学会はかなりHOTな学会になりそうです。



池田脳神経外科 092-589-0150
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You Tubeにて学会発表をupしています。↓↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=7_oSBN9ob6M

専門的な話しが多いので、一般の人には少し難しいかもしれません。


本日は11月7-8日つくば国際会議場にて行われた第48回日本頭痛学会総会についてです。

今年はコロナ禍での学会ですので、Webを中心にした学会になっています。

一部の先生方はつくばまで出かけられて、real timeに発信されるようですが、私は動画公開です。

今年は来年3つの製薬会社で発売を予定されている抗CGRP療法について、治験データも含めて発表される大事な学会になる予定でしたし、私自身はつくばには行ったことがなかったので、大変楽しみにしおていたわけですが、残念ながらWeb開催となりました。

もちろん、つくばに出かけてもいいわけですが、11月の週末の忙しい日程でしたので、今年はPCの前に座って聞く事と致しました。

私自身の発表もWeb上での発表ですので、どれくらいの人がどれくらい興味を持って聞いて頂けるかのあたりがわからず残念ですが、これも仕方ない「コロナ禍」です。

願わくば来年の「日本頭痛学会総会」が平常に行われること、コロナ禍が収まっていることを切に那賀っております。


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皆さんの地域ではいかがでしょうか?

私のいる福岡県では毎日20-30人の新規の新型コロナウイルス感染症の患者さんがいて、合計500人を越えています。

そのため当院でも来院される患者さんが新患で5割。1日トータルで2割ほど減っています。

うちは内科ではないので、発熱の患者さんなどはいらっしゃらないのですが、不要不急の要件がないかぎり来院されないということだと思います。

飲食・ホテル・電車・飛行機など昨年比9割減などという業種もありますので、まだまだ恵まれているんだと感じております。

そんなこんなで学会・研究会が今年2月以降ほとんど中止・延期になっています。

例えば日本脳卒中学会は3月でしたが延期され、8月になりましたが、現状では中止の可能性が高いと思われます。

また、例年5月GW明けに行われる脳神経外科コングレスも8月に延期されてはいますが、これも開催はかなり難しいものと予測しております。

そういう状況で第48回日本頭痛学会総会ですが、11月の予定なんですが、現状ではどうでしょうか?!
そもそも医師が3密(密閉・密集・密接)である学会会場に缶詰状態で存在すると、クラスターになりやすく、なった場合は全国に散らばり、かつその医療施設の休止・閉鎖に追い込まれる状況になりますので、4月の段階で11月を想像するのもおかしいですが、なかなか現実的に開催は難しいものと推測しております。

もちろん、何よりもこの新型コロナウイルス感染症が収まっていくのが一番なんですが、ワクチンが使えない状況では、まだまだ難しいと思われています。

いろんな状況を鑑みても、早く収束することを切に切に願っている次第です。


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世の中、コロナウイルス感染症一色で仕方ないな~と思います。当院もなぜか2月中旬あたらいから患者さんが少なくなり、3月になって、より顕著にその傾向が続いています。

さて、そんな中で3月15日(日)福岡市天神の大丸エルガーラホールで「頭痛」市民公開講座を予定していましたが、中止となりました。

私以外に2人の先生がお話になる予定で、600人ほどのお客さんが来られる予定だったのですが、中止となりました。大変残念です。

折角ですので、披露できなかったので、ここで披露させていただきます。
片頭痛はなかなかきちんと診断されない頭痛の代表的な疾患です。
以下の項目5項目以上有れば、片頭痛の可能性が高く、項目が多ければ多いほど確率が上がると思います。

① 40歳より以前から慢性的に頭痛がある

② 家族に同じような頭痛の人がいる

③ 早めに鎮痛剤を内服しないと効かないことがある

④ 頭痛がおこる前に、前兆を感じる

⑤ 妊娠中は頭痛は比較的楽だった

⑥ 頭が痛い時に光・音・匂いなどに敏感になる

⑦ 頭が痛い時に肩甲骨~首筋~肩が張っている

⑧ 頭痛の時には、動くと悪化するので横になりたい

⑨ 天気が悪くなる前・月経前・排卵日などに頭痛が多い

⑩ アレルギー性疾患(鼻炎・副鼻腔炎・ぜんそく・花粉症)がある 


さて、皆さんいかがでしょうか?いくつあてはまりますか?
女性を意識して作っていますので、男性なら10項目中8項目しか使うことができませんが、半分以上あてはまれば片頭痛の可能性が高いと思われます。

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本日はタイトルのような話題です。
神戸で行われた第46回日本頭痛学会からの報告です。
私は残念ながら、この講演聞いていないですよね~。残念です。

外来で頭痛を拝見していて、1-2年に1人くらいの割合で、頭痛という名の「緑内障発作」を経験します。

「緑内障発作」の頭痛は(丗Δ量椶妨其匹靴討い襪海函´頭蓋内にCT・MRI検査で頭痛をきたす疾患がないこと 8える範囲で充血などの目の異常所見はなくてもいいが、触診で眼球の圧が高いことなどで診断可能と考えています。


「眼疾患による頭痛」として5つの疾患(急性緑内障、屈折異常、眼球斜位あるいは斜視、眼球炎症性疾患、眼窩滑車部炎)が挙げられる。

 その中でも、特に急性緑内障発作は急激な眼圧上昇に伴って眼痛や頭痛が出現し、治療が遅れると数日で失明に至ることがある疾患です。早期治療により深刻な事態は回避できるため、早く発見することが非常に重要です。
 悪心・嘔吐が強い症例では、眼科以外の診療科を受診することも少なくないため、他科でも急性緑内障発作を見抜く必要があります。

 ということで、川崎医科大学眼科教授の三木淳司先生のお話です。

 急性緑内障発症の診断は眼圧、視野、眼底検査などで行うが、光を当てても縮瞳しない瞳孔の散大や充血などでも見当をつけることが可能で(写真参照)、眼圧の上昇は触診による眼球の固さでも感知できる。

 急性発作を起こす緑内障は隅角が閉塞しているタイプに限られるが、40歳以上の日本人の5%は緑内障に罹患していると考えられており、決して珍しい疾患ではない。
 眼科領域で用いられている戒め「人を見たら緑内障と思え」を紹介し、注意を促しているとのことです。

 炎症性眼疾患でも眠れないほどの強い痛みを生じることがあります。

 強膜炎など眼球の外膜に生じる炎症は充血が顕著で、結膜炎との鑑別は難しいが眼疾患であることは把握しやすい。

 一方、眼球中膜に生じるぶどう膜炎では充血は軽度で、眼底に炎症が起きる後部型ぶどう膜炎では頭痛か眼痛かの区別がつきにくい上、視力的な予後が悪い。

 正確な診断は眼科専門医が担うべきだが、他科の医師でもその頭痛が眼疾患に由来するか否かは問診や眼の観察で推定可能である。視力障害から患者を救うためにも、眼疾患による頭痛に目を向けてほしいと話している。

頭痛なのに眼科?と思われる人も多いかと思いますが、意外に密接な換券性ありなんです。

頭痛は奥が深いです。

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