カテゴリ: 片頭痛

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本日は6月8日 満を持して発売になる「レイボー」錠についてお届けいたします。

まとめのスライドを写真として掲示しました。
これは医師向けの講演会で使うスライドになりますので、少しわかりにくいかと思います。
それで少し解説します。

①新しい片頭痛の急性期治療薬ということです。
 つまりイミグラン/ゾーミッグ/レルパックス/マクサルト/アマージなどの薬と同じように使う薬です。

②上記5つのトリプタンの中でならアマージ(ナラトリプタン)に似た効き方をします。

③できれば、今までに上記のトリプタン製剤を使ったことのある患者さんに使っていただきたい。

④値段は50mg錠が324.7円。100mg錠が570.9円です。(この値段の3割負担です。)

⑤通常は100mg錠を内服します。効きが悪ければ200mg投与も可能。半量で内服するのも可です。

⑥一番使ってほしい患者さんは、トリプタン製剤が効くけど眠気・だるさ・絞扼感などを感じる患者さんです。

⑦次に、脳梗塞がある。狭心性がある。もやもや病がある。RCVSという疾患になったことがあるなど、トリプタンの内服が禁止されている種々の疾患を合併している片頭痛の患者さんに是非使ってほしい。

⑧今までのトリプタン製剤の効果が弱い人に使ってほしい。

⑨今一つ内服するタイミングがわからない人に使ってほしい。

⑩めまいのおこる頻度が高いので、その点に注意する。

以上が「レイボー」という薬のまとめです。

私は治験に参加しましたので、まだ現時点では未発売ですので、効果についてはたくさんの経験があるわけではありませんが、治験での経験や論文のまとめなどを参考に作成してみました。

実際すこし使い始めると効果の程を実感するようになるのかもしれません。
また、「レイボー」については報告していきたいと思っています。

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レイボー50

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本日は新しい片頭痛の薬「レイボー」についてお届けします。

 413日に薬価収載されまして、50mg錠が324.7円。100mg錠が570.9円となりました。

 用法・用量については頭痛発作時に1100mgを経口投与し、
状態に応じて150mgに減量して投与するか、または200mgに増量して投与することができます。


 片頭痛の治療ではトリプタン製剤が広く使用されています。
 トリプタン製剤の問題点としては、脳血管の収縮作用が含まれるために心筋梗塞、脳血管障害、一過性脳虚血発作の既往歴のある患者などは禁忌であり、こうした患者にはトリプタンは使えなかったわけです。

 ところが、このレイボーは血管収縮作用を示さないため、脳梗塞・心筋梗塞などの既往患者さんへの投与も可能となっています。そのため、今までにトリプタン製剤を使用できなかった片頭痛患者へも使うことができるようになり、大変使い安いということになります。

 また、トリプタン製剤では一部の患者さんに副作用として倦怠感・眠気・上半身の絞扼感(締め付ける感)などが使用後30分~2時間30分後くらいにでることが多いわけですが、このレイボーという薬は発現頻度が従来のトリプタン製剤より少ないといった特徴もありますので、副作用でトリプタン製剤が使えなかった患者さんにも安心して使うことができると思われます。

 金額について最も心配されたわけですが、現在トリプタン製剤の先発品が500円前後、後発品は200円前後になっておりますが、100mg錠が通常用量ですので570.9円ですので先発品と同様の価格設定になっております。
 もうトリプタンが高いと思われる患者さんも少なくなっていますが、私が思っていた以上に高く設定されなかったので安心したところです。

  発売時期は未定ですが、6-7月くらいになることが予想されます。
脳梗塞/心筋梗塞などの既往があり使えなかった患者さんや、トリプタン製剤を使うと倦怠感/眠気/絞扼感などの副作用がでる患者さんにも安心して使える薬だと考えています。
  もう しばらくお待ちください。

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本日は、タイトルのようなお話です。
昨年、抗CGRP製剤が日本で発売されました。順番にエムガルティ・アイモビーグ・アジョビという名前の薬です。

私は3剤ともに治験も参加しましたし、現在も3剤とも普段から使用しております。

また、それぞれの会社からの講演を引き受けることもよくあり、それぞれの薬についても日々brush upし、海外の論文なども読んでいるつもりです。

 

講演会では、現在のルールでは他剤を非難しなり、一方的に持ち上げたりすることは禁止されています。また、効果を過大に評価するような表現も禁止されています。

 

となりますと聞いていただいている先生方から最後の質問コーナーで、「同じような薬剤3つありますが、どれが一番いいですか?」「患者さんのタイプによって使いやすい薬剤はどれですか?」などという答えにくい質問もあります。

 

基本的には当該薬剤(その講演会を主催している製薬会社が発売している薬剤という意味)についてのmerit/demeritはある程度お答えしますが、他剤との比較についてはお答えできにくいという感じで柔らかにお答えしないようにしています。

 

もちろん外来でも、最近は同じような質問をされる患者さんもいます。また薬剤を指定してこられる患者さんもいます。指定していただければ、もちろんそのリクエストにお答えします。ですが、どれが一番いいですか?ときかれますと、あなたのタイプなら、条件なら、状況ならと仮定したうえで薬剤の選択をしています。

 

本日も痛みがあって早くどうにか改善できないものか?と言われたら「エムガルティ」をお勧めしています。

 

金額的に安いものがいいと言われれば「アジョビ」「アイモビーグ」をお勧めします。(1年間使うとすると、大きな金額の差にはなっていませんが)

 

注射の痛みがすごく苦手ですと言われれば「アイモビーグ」をお勧めするようにしているのが現況です。

 

それらが全くないのであれば、患者さんとも相談して決めているという状況になります。

 

答えがあるようで、あまりなく。抗体医薬という薬剤は、それほど大きな違い(効果・副作用)はおきないものと考えていて、使う我々側の趣向が大きいのかもしれません。

 

ただし、使ってみて効果がなく、他剤に変更して効果があるというケースもあるので、効果がなかったからと失望する必要性もなく、その際には是非他剤の使用を進めております。

 

何かの参考になりましたら幸いです。


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60際以上の安全性

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本日は、抗CGRP製剤(エムガルティ・アイモビーグ・アジョビ)についての新しい知見についてご報告します。

The Journal of Headache and Pain(2021/11/24)への掲載された論文です。

片頭痛は40歳代女性に最も多くいらっしゃるわけですが、実は高齢化に伴って徐々に年齢層が上がっているのを実感しています。

一つの理由は閉経が遅くなってきています。当院でも53歳でも毎月定期的に月経がきて、それに伴う頭痛があると嘆いている患者さんがいます。通常であれば、閉経して片頭痛も軽くなっていく時期だと思われますが、そうでもない患者さんが増えてきた印象です。

また、60歳を超えている患者さんも珍しくなくなってきました。
当院では抗CGRP製剤の治験にも参加された60歳台の患者さんもいらっしゃいましたし、現在治療中の患者さんもいらっしゃいます。

もちろん効果は通常通りであり、遜色ない結果だと思いますが、数が少ないために実際問題として年齢が上に上がっても効果は十分なんだろうかという疑問が以前からありました。

この論文はそんな私の疑問に答えてくれた論文になります。

フレマネズマブ(アジョビ)の治験データのサブ解析で、60歳以上の年齢を抽出し、他の年齢の患者さんと有効性・安全性・忍容性を比較しましたという論文です。

結果としては、全体の集団と比較しても60歳以上の片頭痛患者さんは有効性・効果の発現の速さ(1週間以内に効果が出る)・安全性・忍容性においても遜色ない結果だという論文血痂です。

私も少ないながら60歳台の片頭痛患者さんに対して抗CGRP製剤を使っていますが、同じような印象を持っております。ですので、我々、臨床医も自信をもって患者さんにお勧めできるのではないかと考えます。

60歳以上の片頭痛患者さんにとっても大事な薬だといえます。


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Lasmiditan

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新年あけましておめでとうございます。
2022年の幕開けです。

2021年は何と言っても「抗CGRP製剤」の発売という新たな時代の幕開けの年でした。
この「抗CGRP製剤」の出現によって大きな進歩をとげました。
この薬によって人生が変わるほどという意見も聞かれます。

さて今年一発目はやはり前向きなpositiveな話にしようと思っています。

恐らく今年の春頃に一般名「Lasmiditan」。商品名「Reyvow」という経口内服薬の発売がありそうです。

この薬は簡単に言うと「副作用の少ないトリプタン製剤」と言えます。

トリプタンの問題点は
①ノンレスポンダー(効きが良くない)の患者さんがいる。

②副作用(倦怠感・眠気・だるさ・前胸部の上の絞扼感)

③値段が高い

などです。

この新しい薬は以前のトリプタンより、すごく効果が高いわけではありません。
むしろ副作用が少ないのが一番の売りになります。

効果はあるけど副作用で使えないという患者さんがいるのも事実で、こういう患者さんにとっては大変プラスになります。

つまり副作用で使えない薬が使えるようになるということです。

期待して下さい~!!

おそらく3-4月くらいには詳しいお話ができるのではないかと思います。


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