カテゴリ: 片頭痛の頓挫薬

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本日はタイトルのようなお話です。

頭痛外来をしていますと、あちこちの医療機関を経由していらっしゃる患者さんも多くあります。
もちろん、似たような頭痛外来・脳神経外科・神経内科などの専門的な施設経由もいらっしゃれば、一般の内科。救急外来などを経由していらっしゃる患者さんも多くおいでです。

私たち頭痛専門医の啓蒙・製薬会社の啓蒙が不足していることを痛感することが多くあるのです。

例えば、イミグラン・ゾーミッグ・マクサルト・レルパックスといったトリプタン製剤は通常頭痛時頓用にするのが一般的な処方なんです。

例えばupしています処方箋のように3T3x朝・昼・夕食後と5日分です。つまり15錠分の処方です。

恐らく、通常の鎮痛剤と同じ内服方法でいいという感覚なんだと思われます。これは救急外来での処方でしたので、薬局で相当の金額をお支払いされたものと推察します。

この処方箋の誤りは
‘寨僂能菠?気譴覆った。 
1日の最大容量を超えて処方された。 
1枚の処方箋で出せるトリプタンの量を超えて処方された。(福岡県の場合)

そして、薬局側の問題としても
‘寨僂僚菠?砲垢襪戮であった。
1日の最大容量を超えて処方されている
この2点について疑義照会を行うべきだと思います。

これは処方する医師も、処方した薬剤師もこのような処方を経験したことがないことによっておこったミスであり、折角のdouble checkも功を奏しなかったと思います。

幸い、この患者さんは片頭痛の診断も間違っていないようですし、処方箋通りの服用もされていなかったので健康被害を防ぐことができたケースです。

全ての医師・薬剤師が全ての内服薬の処方に精通しているわけではありません。
ですので、このような処方例はcommon diseaseである片頭痛でも容易におこる可能性があると思われます。

我々、頭痛専門医・製薬会社はやはりもっと片頭痛、ならびに治療薬に対しての啓蒙活動が足りないと痛感しました。



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本日は上記タイトルのような話しです。

実は2012年にラスミディタンという新しい機序についての薬がLancet Neurologyという雑誌に載って注目をあびました。

この薬は、トリプタン(イミグラン・ゾーミッグ・レルパックス・マクサルト・アマージ)系の薬剤の副作用である倦怠感・胸部絞扼感などの副作用が殆どでない上に、効果はトリプタンと同等であるという結果が報告されていました。

難しい話しですが、トリプタンが5-HT1B受容体に作用する薬剤なんですが、ラスミディタンは5-HT1F受容体に作用する薬で、トリプタンと比較すると血管への影響が少ないとされていて、トリプタンのあの副作用たちがでにくいとされているものです。

この度、アメリカで「SPARTAN試験」という、このラスミディタンという薬を経口投与し、3用量(50mg、100mg、200mg)での治験を行い、同剤の安全性および有効性を確認されたようです。

それで、これらの結果をもとに、2018年下期に米国食品医薬品局(FDA)に、同剤の新薬承認申請を提出する予定でうまくいけば、薬剤として認可され、早晩日本でも使われるようになると考えられます。

以前もトリプタン系の副作用の話しは何度も書いています。
これは血管系にどうしても作用される薬剤なので、倦怠感や胸部絞扼感がでるのが難点です。

またトリプタンは脳梗塞は狭心症・心筋梗塞といった冠動脈疾患も禁忌なのですが、今回のラスミディタンという薬剤は血管系の影響がないために、このような患者さんでも安心して使える可能性があるので、治療の選択肢が増え我々としては発売が楽しみです。

この薬は先週の内容と同じイーライリリー社の開発と言うことで、現在日本でも治験が行われている抗CGRP療法の4剤のうちの1剤亜がイーライリリー社の薬剤で、これから片頭痛治療に対して大きな力となってくれる可能性を強く感じています。

新しい薬剤が開発される事は患者さんにとっても福音ですし、これからの更なる発表を楽しみです。

ですので「あきらめないで!」 by真矢みき

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今日はタイトルのような話しです。

「事実は小説より奇なり」
大阪のなんとか学園のオジサンが頻繁に使っていたフレーズを思い出します。

これは通院中の患者さんが話されていたことです。
その患者さんは片頭痛がおこるとマクサルトRPD錠を内服されます。
RPD錠は使ったことのある方はご存じのように口腔内崩壊錠でミントの味がします。

片頭痛は「匂い過敏」という症状もありますので、匂いのないものが希望の患者さんも少なくはありません。

ただ、この衝撃の告白をした人は、片頭痛がおこりそうになると舌の上でマクサルトを飲んだ時のようにミントの味・香りがしてきて、猛烈に「マクサルトを飲まないと~!」となるらしいです。

恐らく、片頭痛がおこる。マクサルト内服する。ミントの残りががある。片頭痛が改善するという脳内メカニズムがすり込まれているのではないかと思うのです。

ですから片頭痛がおこりそうだという直感が、本能的に改善したときの状況を思い出し、ミントの香りを感じるということではないかと推測しています。

「事実は小説より奇なり」

患者さんはいろんな事を教えてくれます。

トリプタンを内服して、しばらくすると倦怠感・眠気がくる。

そうすると「私はこれで片頭痛から解放される」と安心感がでて、時間の経過とともに片頭痛が治っていく。

なのであの倦怠感は副作用ではなくて、改善への一里塚みたいなものですと話してくれた患者さんもいました。

「事実は小説より奇なり」

勉強になります。

同じような経験のある人もきっと他にいるんだろう~と思っています。 どうでしょうか?

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暑い日が続きます。いかがお過ごしでしょうか?
当地は大雨の被害にあわれた方もいらっしゃいますし、本日受診された患者さんの甥の方が豪雨で亡くなられたという話を聞きました。ご家族のことを考えますといたたまれません。

さて、そんな中本日梅雨明け宣言がでました。
梅雨明けと同時に頭痛開け宣言もしてあげたいのですが、そうもいかないのが現状です。

そして、マクサルトのジェネリックが発売されて約1ヶ月たちます。

このブログを読んでくれている患者さんからもどうですか?の声を聞きます。

私は自分で内服する薬はジェネリックを飲みません。ですから患者さんに進んでジェネリックを勧めることはしていません。
ただし、ジェネリックを希望される患者さんは薬局にてその旨伝えて変更してくださいのスタンスです。

そうしますとやはり、マクサルトのジェネリックに変更された患者さんがチラホラ受診されます。
もちろん。気になります。どうなんだろう?!
効果は? 副作用は? OD錠ですので飲み口はどうなんだ?

矢継ぎ早に聞いてしまっています。

個人的な見解です。あくまで・・・
概ね先発品と比較して効果には差がないという人が多いようです。

また副作用的には・・・あります。きます。やっぱり倦怠感・胸苦しさ・・・。
あるようです。少し強いかな?! ・・・。
あくまで個人的な見解です。

全体としてはまだまだ先発品使われる患者さんがおおいので、たくさんの患者さんの個人的見解ではなく、週数の患者さんの個人的見解にとどまりますが、まずまずというところでしょうか?!

あとは個人個人でそうです「忖度」していただうしかありません。

恐らくもう少し患者さんを見ていくと先発品に戻していく人もいるかと思いますが、もう少し状況を見ていきたいと思っております。また報告します。

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先週の金曜日(6/16)についにマクサルトのジェネリックが発売になりました。

イミグラン・ゾーミッグにジェネリックがでましたが、ついにマクサルトもジェネリック登場です。

私も個人的にはマクサルトを最もよく使っています。イミグラン・ゾーミッグが7-8割がジェネリックになっていきましたので、そういう意味ではマクサルトもそうなっていくのかもしれません。

マクサルトが900円を超える値段だったのですが、ジェネリックは382円(ファイザー社)の値段になりました。

まあ価格にはビックリしました。
トリプタンは大変いい薬なんですが、薬価が高いのが難点だったわけです。しかし、値段的には随分解消される値段になっています。

問題は効果です。
既に数人が試していただきましたが、まだまだ使っている数が少ないので何ともいえません。
効果が同じなら、値段が安い方がありがたいわけですが、このジェネリックの効果については、もう数ヶ月経過をみないと一定の評価はできないのではないかと考えています。

イミグランのジェネリックでも2割がジェネリックから先発品に戻った経緯もありますので、経過を追っていきたいと思っております。

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