カテゴリ: 脳卒中

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本日はタイトルのような話になります。

頭痛持ちの患者さんに頭痛がおこることは珍しくもなく、よくある出来事かもしれません。

頭痛持ちは「脳の病気」をおこすことだってあります。

今ふと考えただけでもこの3年間でも40歳代・50歳代の何れも片頭痛の女性で定期的に通院している患者さんが、何かいつもと違う感じで来院。

2人とも「椎骨動脈解離」による頭痛で、片頭痛ではなかったのです。

50歳代の女性は月1回程度の受診ですが、ある日来院。その際は気がついていない。翌日受診されて、そこでMRI検査を行い、やっと解離に気がついた次第です。

それ以来、少しでも疑えばMRI検査を勧めています。(苦笑)

40歳代女性は、同様の経過でしたので、MRI検査で解離を確認した次第です。

それ以外にも、認知症の母親に付き添ってくる40歳代の女性・50歳代の女性も頭痛で母親と一緒に来院され、何れも片頭痛患者さんではないが、「椎骨動脈解離」でした。

ですから何かおかしいでは、やはりMRI検査をすべきです。

特に片頭痛患者さんでは頭痛があるのが珍しくないため「いつもの頭痛」でないのであれば必ず早めの受診をしてください。

「椎骨動脈解離」の可能性を考えて欲しいのです。

本日書きました4人の患者さんは何れも元気に回復し、今も通院してくれています。

考えること! 行動におこすこと! 忘れないこと!

です。是非、頭の片隅に入れておいてください。


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今週、俳優の金山一彦さんの頭痛がネット上で話題になりました。
11/1に奥さんと子供さんの3人で横浜中華街に行った際に、突然クビに違和感を感じ、その後後頭部に痛みがきて、うずくまったとのことでした。

それを自分のブログに載せたために、ちょっとした話題になったようです。
私もネットでたまたまみて年齢からも解離痛ではないかと思いましたが、どうも間違いないようです。

奥さんの大渕弁護士から頭痛治療で有名な東京女子医大客員教授の清水俊彦先生のもとを受診され、解離痛だと診断されたようです。(先生が今日のTVで話されたようです。)

タレントさんって個人情報保護なんてあるようなないようなものですが。TV番組でも報道されたようですので書いてもいいと思うんですが、何より大事にならなくてすんで良かったと思います。

彼自身も自分のブログに記載していますが、やはり今までと何か違うと思えば病院受診が必須です。

解離痛とは、主に40-60歳代の男性に多く、椎骨動脈という血管に亀裂が入り血管壁が解離する際におこるものです。
①突然痛みで発症する「頭痛」タイプ 
②解離して血管が閉塞する「脳梗塞」タイプ 
③くも膜下腔に出血する「くも膜下出血」タイプ
と3つのタイプがあります。

私も外来で年間5例程度発見します。割合は3:1:1です。
頭痛タイプが多いのですが、くも膜下出血のように突然頭痛で始まりますので、頭痛タイプかくも膜下出血タイプかはMRI検査しないとわかりません。
頭痛タイプはおおむね、いい結果になることが多いのですが、慌てて手術しないといけないケースや頭痛で発症後に脳梗塞やくも膜下出血に進展していくケースもあり、注意が必要です。

やはり、いつもと何か違うと思えば速やかに病院受診しましょう~!

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 ここ最近の当院の外来で血管性頭痛(ズキンズキンと脈打つ頭痛)で脳の病気が疑われる頭痛がいくつか続けてありました。

 東京女子医大の頭痛外来の清水先生はいかなる講演会でも2次性頭痛(脳の病気による頭痛)の除外が最も大事であることを毎回話されます。

 当たり前の当たり前なのだが、意外に簡単なようでこれが難しい。
今までに何度も見たことのある患者さんとか、何度か検査をしたことがある患者さんであれば以前との比較で症状なり、検査なりを行うことが診断がつきやすいと思います。

 ところが初診の患者さんであれば、なかなか難しい側面があるものです。
くも膜下出血を見逃すことは、専門の先生ではまずないと思われます。そんな派手な所見を呈していないけれど、よくみないとわからないケースが稀に見られるものです。

 その代表的なものが解離性動脈瘤です。これはMRAという血管の写真をとってきちんと評価することで診断はつくのですが、MRIだけでMRAを施行しないと気がつかないケースも多くありますし、CTだけでは診断がつけられないと思います。当院でも1年数件は、この解離性動脈瘤からの頭痛(解離痛)を経験します。

 解離性動脈瘤は主に椎骨動脈といって脳の後半部分を栄養する血管の起始部あたりにおこることが多く、比較的若年30-50歳代の男性に多く、同部(後頚部)の比較的突然におこった拍動性の痛みを呈します。

 ある病院でCTは正常だったと言われたけれど頭痛が後頚部に限局していますといわれた場合には、やはり解離性動脈瘤の除外のためにもMRI・MRA検査を施行することを勧めています。大きな病院では、行ったその日にMRI検査ができないことが大半だと思われますので、それも仕方ないわけですが、痛みが続く場合には是非MRI検査を施行することを勧めます。

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今日は頭痛ネタではなく、脳血管障害ネタです。
 
 厚生労働省はこのほど、2011年人口動態統計(確定数)の結果を公表した。死亡数は125万3066人で、前年の119万7012人より、5万6054人増加した。また、肺炎の死亡数が12万人を超え、脳血管疾患を抜いて死因の第3位となった。

 死因の順位を見ると、悪性新生物が35万7305人と最多で、死亡総数の28.5%を占めた。第2位は心疾患で19万4926人、第3位は肺炎の12万4749人で、昨年3位だった脳血管疾患を抜いた。
 
 日本人の三大死因と長らく言われていた癌・心疾患・脳血管障害ですが、三大死因ではなく四大死因と言わなければいけない時代がきたのです。
 
 これは、もちろん長生きするようになったことが大きな原因ですし、順調に高齢化が進むと元の病気では死なないで肺炎を併発して亡くなるというケースが増えたからなのです。
 認知症の発生率も予想より高くなっているので、もっと高くなって心疾患を抜いて第2位におどりでるケースもあるのではないかと思っています。


当院は開業して丸4年を迎えます。
 この4年間で実は3人のくも膜下出血患者さんがいらっしゃいました。
 そうです歩いてきた患者さんです。

 今までの統計でもくも膜下出血の1割の患者さんは病院に歩いて受診されます。

 自治会などの講演でその話をすると皆さんに驚かれるのですが、事実1割は歩いてくるのです。

 皆さんやはり突然の頭痛での発症で、改善していない。夜が眠れない。薬の効きが悪いなどと言われてきます。一応脳外科の専門医ですので、3人とも検査の前にくも膜下出血ではないかと問診で感じたものでした。

 3人の中には当院受診前に内科で風邪ですねと言われた患者さんもいまして、頭痛はあなどれません。
 3人中2人は37-38℃代の発熱がありましたので、気持ちはわかるんですが、頭痛=くも膜下出血ではないのか?という気持ちで脳外科の医者は見ますので、そこの違いだと思います。

 ですから
 ①いつもと違う頭痛
 ②突然おこった強い頭痛
 ③改善しない頭痛
 ではくも膜下出血を念頭におくことが大変大事な問題です。

 頭の片隅に是非いれてください。

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