カテゴリ: 頭痛一般

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9月5日初めての試みですがOn lineセミナーを開きました。

この写真でみていただくとわかりますが、You Tuberのようなセッテイングです。
カメラがあり、ライトもあって、左隣には司会の女性。
左前には統括する女性スタッフ。右前にはディレクターのような男性。
この場所ではないところで、音声確認するスタッフさんの陣容です。

settingにはいってからも1-2人の参加者の方がいらっしゃったようです。
最終的な参加者は20数人いらっしゃったようです。
ほぼ全員が最後まで参加していただいていたようで感謝でしかありません。

開始時間の1時間前に入り、パワーポイントの確認・音声の確認がありました。
事前に質問事項が決まっていましたので、どの質問を採用するかどうか?!
答えはどうか?!

私としては質疑応答をやりたかったのですが、スタッフさん側から個人的な質問になるので・・・
とやんわり断られました。

確かに、市の依頼で認知症講演会などで質問を求めると、非常に個人的な質問になり
延々と質問なのか、話したいだけなのか?!ということが高齢者ではよくあります。
そういうこともあって事前質問の形態にしているとのことでした。

講演始まると、スライドが動きにくいのが発覚。
途中、行き過ぎたり、戻りすぎたり、、、。
大変ご迷惑をおかけいたしました。

時間もトータルで1時間。講演は50分でしたので、
思うような話しができたかどうだかわかりません。
当院のYou Tubeを見られた人にとっては、見慣れたスライドがいくつもあったと思います。

コロナ禍の現状は、このようなスタイルは大変いいスタイルだと思いますし、
更には全国津々浦々から参加できるのもメリットであります。

今後は、当院でもこのような取り組みをしていきたいと考えていますが、
それには少しハードルがありますので、ハードの面もソフトの面も構築していきたいです。


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池田脳神経外科ホームページ http://www.ikedansc.jp/
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本日は、患者ニーズ研究所というDoctors Fileというところからでた雑誌のお話です。

一般の患者さんたちが、netを経由して、どんな疾患を検索したかというreportです。

現時点であれば、きっとコロナワクチン情報がtopに躍り出ると思いますが、コロナワクチンが出る前の時期ですので、この結果になりました。

ここにあげたのは昨年10-12月、今年1月-3月ですが、やはり頭痛は上位に来ます。

順番としては、頭痛三兄弟の①片頭痛 ②緊張型頭痛 ③群発頭痛の順番です。

患者さんの数としては「緊張型頭痛」が圧倒的におおいのですが、医療機関を受診するのは「片頭痛」が圧倒的に多いという現実を表しています。日常生活支障度としては「群発頭痛」が「片頭痛」を凌駕しますが、患者さんの数としては「片頭痛」が多いので、検索としては「片頭痛」が多くなると言うことでしょう。

もちろんnet検索する年代が恐らく50歳代より下の世代に圧倒的に多いこと、その世代に「片頭痛」の好発年齢であること、男性より女性の方がnet検索でたどり着く患者さんが多いこと、これも男女比が1:3.6と女性に圧倒的に多い「片頭痛」という疾患の特徴でもあるので、このような結果になったと推測します。

我々、頭痛専門医はもっとnet・SNSなどを通じて情報発信していくニーズもあるし、それを怠らないようにしないといけないと思わせるデータです。

「片頭痛」や「群発頭痛」であれば、このサイトを見たらよくわかる的な絶対的なサイトがないというのも事実なのかもしれません。我々自身はもっと客観的で、わかりやすいサイト作りをやることが大事なことだと思われます。

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最近、ブログへの訪問者が増え、かつコメントも多く、大変嬉しい状況が続いています。
訪問いただきまして誠にありがとうございます。

本日はコロナワクチンと頭痛の関係性についてです。

現在、医療従事者のワクチン接種が終わりにさしかかり、高齢者を中心に現在は接種が行われています。63日の段階で日本では1000万人ほどが接種したことになっています。

 

ワクチン接種後07日目に、注射部位の反応(1回目:70.0%・2回目:75.2%)または全身性の反応(1回目:50.0%・2回目:69.4%)が見られることが分かっています。

 

初回接種後の副反応は、注射部位の痛み(67.8%)・疲労感(30.9%)・頭痛(25.9%)・筋肉痛(19.4%)でした。ファイザー、モデルナ・ワクチンともに2回目の接種後に大幅に副反応の頻度が増加し、疲労感(53.9%)・頭痛(46.7%)・筋肉痛(44.0%)・悪寒(31.3%)・発熱(29.5%)・関節痛(25.6%)となっています。

これらは2回目の接種後1日目に最も多く報告され、また症状が治まるまでの期間は短かったとされています。JAMA. April 5, 2021doi.org/10.1001/jama.2021.5374

 

当院でも、片頭痛持ちの医療従事者の多くが、ワクチン接種後の頭痛に悩まされています。カロナール(一般名:アセトアミノフェン)を処方されているものの、改善なく最終的に手持ちのトリプタンの服用をされた患者さんが結構います。1回目の接種後、数日にわたり片頭痛が続いたようです。

 

この痛みに耐えかねて、2回目の接種をキャンセルしたいことの話が寄せられました。私も5月中旬に2回の接種を終えました。医療従事者だけでなく、一般の患者さんにもアナフィラキシーショックなどの既往がない限り、接種を勧めています。ですから、感染riskの高い医療従事者であれば、なおのこと接種を勧めています。

 

そんな中で、1回目の予防接種後に激しい片頭痛発作に悩まれた40歳代の患者さんが、1回目と2回目の間にエムガルティを注射したところ、2回目の接種後は全く頭痛がなかったという事例が当院ではありました。

 

新型コロナ感染症では、呼吸器症状以外にも、片頭痛様の頭痛が生じるとする報告があります。また、エムガルティを打った片頭痛患者さんが著効して、直後から片頭痛が収まったものの、コロナワクチンを打った途端、片頭痛が一度再燃して消失した事例もあるようです。(この事例については岐阜大学脳神経内科下畑教授より)

おそらくCOVID-19ないしワクチンによるサイトカイン誘発などとともにCGRP放出を促進する機序が想像できます。

 

コロナ感染症およびワクチン接種については、わからないことばかりです。これから65歳以下(片頭痛世代)の接種が本格的になり、このような事例がでてくることが予想されます。症例を集めて、また御報告したいです。

 


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本日は久しぶりに群発頭痛のお話です。

群発頭痛の治療の主体は「イミグラン自己注射」です。

恐らく注射して5分くらいで効果がでてきて、20分も経過すれば寛解を得られます。

いわゆる頓挫療法(痛いときの治療)です。

 

予防療法としてはベラパミル(ワソラン)が一般的ですが、3T3xから6T3x9T3xと増量しないと効果が実感できませんし、9T内服すには時間もかかりますし、便秘という副作用も待っています。

 

それ以外にはステロイド・リチウムなども予防薬として使われます。今回はステロイドの話しです。

 

著者:Obermann M, et al.

 

雑誌: Lancet Neurol 2020 Nov 24;S1474-4422(20)

【背景・目的】 群発頭痛の予防治療にはステロイドが用いられているが、用量や投与期間については効果が実証されていないこともあり、今回はステロイドの効果について検討した。

 

【方法・結果】 ドイツの10施設で施行されたランダム化二重盲検プラセボ対照試験。

対象は1865歳の群発期に入って30日以内の反復性群発頭痛患者とした。プレドニン 100 mg 5日間服用した後に、20mgずつ3日毎に減量して、合計17日間の投与を行い、プラセボと比較を行った。また、全員にベラパミル(ワソラン)投与も 行われた (120mg/日で開始し、第19日までに360 mg/日まで増量)。主要評価項目は、試験薬投与後1週間 における平均発作回数に設定され、プレドニンとプラセボの間で比較検討した。

 

118 名の患者が登録され、対象となったのはプレドニン 群53名、プラセボ群56名であった。主要評価項目に関しては、プレドニン群では7.1 ± 6.5 (mean ± SD) 回であり、プラセボ群の 9.5 ± 6.0 回に対して有意に低下していた。また、副次評価項目である投与後28日間における発作回数もプレドニン群では15.6 ± 15.5回であり、プラセボ群の20.2 ± 15.0 回に比較して有意に低下していた。さらに、投与後7日間における発作があった日数も、プレドニン群では3.9 ± 2.4日で あり、プラセボ群の5.1 ± 1.8日に比較して有意に少なく、約半数の患者で発作日数が50%以上低下していた。

 

安全性に関しては、有害事象の発生率は両群とも71%であった。プレドニン群では頭痛、同期、浮動性めまい、悪心が主な有害事象であった。

 

 【結論・コメント】 本研究は経口プレドニン投与が群発頭痛の短期的な予防効果を示すことを実証し、ベラパミル(ワソラン) と併用することにより症状コントロールの改善に寄与することを明らかにした。投与後1週間に比較して、28日間 においてプレドニン群とプラセボ群との群間差がやや低下していたのは、ベラパミルの効果が発現したためと推察された。

 

ということでステロイドの効果が実証されています。

一方、ステロイドを使う事に対して患者さん側からは嫌がる傾向にあるのも間違いないわけです。初診時もしくは、初めて群発頭痛で治療するケースであると、病態の説明。治療方法の説明。イミグラン自己注射の方法など話すことが多く、そこまでいきつきません。

2回目以上の群発頭痛や、難渋するケースで使用することになります。

 

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橋本洋一郎

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本日は「
鬼滅の刃」x「片頭痛」のお話です。
これは熊本市民病院脳神経内科の橋本洋一郎先生考案の
「頭痛に打ち勝つための技 全集中 頭痛退散の呼吸 5つ型」(鬼滅の刃バージョン)です。

まさに生活指導のエッセンスがここに凝縮されています。

壱の型 「いらいらしない」
いらいらすると片頭痛をおこす閾値がさがってきて、片頭痛をおこしやすくなります。イライラしちゃ駄目なんです。

弐の型「ほっとしすぎない」
この時期はテストの季節なんで、例えますと試験を受ける際に緊張感が強くなって片頭痛をおこすパターンのほうがおおいのですが、試験が終わって緊張感がぐっと減って、そこで片頭痛をおこす患者さんがいます。ほっとしすぎてもいけないのです。

参の型「寝不足・寝過ぎを避ける」
決まった時間に寝て、決まったじかんに起きる。片頭痛睡眠の鉄則です。寝過ぎてもダメ・寝不足もダメなんです。

四の型「肩の凝らない生活」
肉体的にも、精神的にも肩の凝らない生活が求められます。
そのためには定期的な運動。それも全身運動がいいです。また、スモホやdisplayとにらめっこな生活もいけません。
運動は気持ちをrefleshさせるものだし、夜遅くまでスマホなどを見るとblue lightの刺激が宜しくありません。

伍の型「痛み止めは必要な分だけ」
適切な鎮痛剤の使用は非常に大切なことです。
過剰摂取は薬物乱用頭痛にもなりますし、痛みを感じる閾値を上昇させることにもつながります。

compactにかつsimpleにまとまっていて大変使いやすい。 更には「
鬼滅の刃」といった大Hitのキラーコンテンツですから言うことなしの頭痛5ヶ条だと思います。

是非参考にして下さい。

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