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本日は自宅で簡単にできる片頭痛治療器についてのご紹介です。

 以前もこのブログで紹介したことのある片頭痛治療機器(他社製品でしたが)が、ジェネリック医薬品販売で実績のある沢井製薬と日本における独占開発販売契約を締結したことが発表されました。
(https://www.sawai.co.jp/release/detail/521)

 以前報告した機器はCefalyというデバイスで、FDA(米国食品医薬品局)から認可されました。日本でも大阪の富永病院竹島先生などが報告されていました。

 この機器は片頭痛の原因となる三叉神経に電気刺激を与えて片頭痛を和らげるメカニズムでした。

 HPによりますと
 今回発表されたRelivionは、外科手術を伴わない非侵襲型のニューロモデュレーション機器で、Relivionを頭部に装着して三叉神経および後頭神経へ複合的に刺激を与えることにより、脳幹で神経伝達物質の放出を促進し、痛みや気分の制御に関連する脳内ネットワークを調節して効果を生み出します。

 患者さんが自宅にいながら使用でき、専用アプリを通じて、医師との治療データの共有やクラウドデータベース上に治療データのアップロードが可能。また、AI技術により治療を学習して解析し、患者さんの症状に合わせた治療ができるように設計されています。


 今後、日本での発売に向け2022年を目途に片頭痛を、さらに2023年を目途にうつ病を医薬品医療機器総合機構(PMDA)に申請予定
となっております。

 Relivionが承認されれば、在宅で使用できる日本で唯一のニューロモデュレーション機器となります。


 この機器は、今までの片頭痛治療(抗CGRP製剤なども)に加えて、行える治療機器になります。
実際の効果、お値段など未定な部分が多いのですが、今後の報告を大変楽しみにしています。