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今日は現在開発中の片頭痛治療薬についてまとめてみました。
実は、このスライドも3月15日の市民公開講座で作成したスライドになります。

現在大きくわけて2つの治療薬が開発中もしくは、認可を待っている状況です。

1)CGRP受容体拮抗薬
これは一般的にはgepant製剤と呼ばれるものです。
通常は、現在のトリプタンと同じように痛いときに使う薬で、副作用が少なく効果がいいものとされています。海外では概ね治験が終わりました。
日本では、今年gepant製剤の治験が始まることになっております。

2)抗CGRP抗体
これは昨年、海外では発売されたものです。
一般的には月に1回、診療所にて皮下注射することで片頭痛の程度・頻度が減る薬剤で、予防療法の薬です。抗体製剤で薬価が高く、3割負担で7000-9000円くらいが想定されています。日本での認可は恐らく来年ではないかと思われています。
各社日本での治験はほぼ終了し、効果も期待通りで、副作用が少なかったことが既に報告されています。早く使える日がくることを心待ちにしています。

このように来年以降、日本の片頭痛治療も大きく変わることが予想されています。

皆さん楽しみにしていて下さい。