2019年05月

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本日はタイトルのような話になります。

私は地域のラグビーチームのチームドクターやボクシングのメディカルもやっているためにスポーツ関係の頭部外傷の患者さんがよく来院されます。

そんな中で、頭部MRI検査して明らかな異常所見はないが、頭痛が続くという患者さんがいるのも事実です。

概ね日常生活には支障がない。
仕事・学校に行くのには問題ない。
食事も以前ほどというわけではないが、食べられないわけではない。

でも何か調子が悪くて、なんとなく頭が痛い。
ひどい痛みではないので、鎮痛剤内服するまではない。
何服すれば割とスッキリするけど、時間が経過するとなんとなくまた頭が痛くなる。

こんな経験ありませんか?
時々、外来でこんな患者さんを拝見します。

実はなぜか?!よくわかりません。
頭部外傷に起因していることは間違いないのですが、機序については十分説明できません。

ですが治療する方法はたった一つしかありません。
症状が完全になくなるまで安静にすることです。
概ね2週間程度で改善していきます。

ある日を境に症状は軽減していくものです。
一旦、軽減し出すと速やかに元に戻っていきます。

ここで無理をさせるとずっと、その症状が持続して取れないと言うことになりかねません。
中学生・高校生のような発達段階途中にある子供さんであれば、多少の回り道かもしれませんが、そうすることで改善していくものです。

焦りは禁物。よく本人さんの状態と勘案して、ゆっくりと前に進んでいけるよう我々医師や周りが配慮していくことが最も大事な事だと考えています。


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本日はタイトルのような話になります。

頭痛持ちの患者さんに頭痛がおこることは珍しくもなく、よくある出来事かもしれません。

頭痛持ちは「脳の病気」をおこすことだってあります。

今ふと考えただけでもこの3年間でも40歳代・50歳代の何れも片頭痛の女性で定期的に通院している患者さんが、何かいつもと違う感じで来院。

2人とも「椎骨動脈解離」による頭痛で、片頭痛ではなかったのです。

50歳代の女性は月1回程度の受診ですが、ある日来院。その際は気がついていない。翌日受診されて、そこでMRI検査を行い、やっと解離に気がついた次第です。

それ以来、少しでも疑えばMRI検査を勧めています。(苦笑)

40歳代女性は、同様の経過でしたので、MRI検査で解離を確認した次第です。

それ以外にも、認知症の母親に付き添ってくる40歳代の女性・50歳代の女性も頭痛で母親と一緒に来院され、何れも片頭痛患者さんではないが、「椎骨動脈解離」でした。

ですから何かおかしいでは、やはりMRI検査をすべきです。

特に片頭痛患者さんでは頭痛があるのが珍しくないため「いつもの頭痛」でないのであれば必ず早めの受診をしてください。

「椎骨動脈解離」の可能性を考えて欲しいのです。

本日書きました4人の患者さんは何れも元気に回復し、今も通院してくれています。

考えること! 行動におこすこと! 忘れないこと!

です。是非、頭の片隅に入れておいてください。


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以前からも書いています「抗CGRP療法」という新しい片頭痛の予防療法についての話題を取り上げます。

昨年アメリカでは9月までに3社から抗CGRP療法による治療が認可されました。

今年4月にヨーロッパでも抗CGRP療法が認可されたようです。

現在、治験が行われている日本でももうすぐ治験が終わる会社、現在続行中の会社もありまして、一般の人が使えるようになるには、もうしばらく時間がかかるようです。

アメリカ・ヨーロッパでも大きな副作用という報告が今のところはありません。

恐らく日本でも大きな副作用が問題になることはないと思われます。

あとは、治験で日本人に対してもきちんとした効果があるということが実証できれば、そう遠くない頃(1-2年)に発売されると思われますが、治験が終わるのには、もう少し時間がかかるものと思われます。

実際、定期的に使用した患者さんの体験談もありましたが、概ね効果はいいようです。

一般的に抗CGRP療法は月に1回皮下注射を行うというやり方です。
予防療法の位置づけです。

今使われているトリプタンや鎮痛剤は、抗CGRP療法を行っていても今まで同様に使うことができます。

ですから新たな治療武器が増えることになります。

抗CGRP療法がうまくいくと
1ヶ月の頭痛回数が減り
更に一回一回の片頭痛発作の程度も軽くなる
と言われています。

海外で使っている日本人の方からの報告でもそのような結果であるようです。

出る出ると言われて時間がたっていて「出る出る詐欺?」(笑)ですが、もう少しお待ちいただければと思います。


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ゴールデウイークはいかがおすごしだったでしょうか? 頭痛で困りませんでしたか?

さすがにゴールデンウイークは失念していてupするのを忘れておりました、、、。(苦笑)

さて、本日はまさにタイトルのような話になります。

片頭痛患者さんで、経過も長く、片頭痛の病態や予防薬・トリプタンの内服などについても十分な知識を持っている患者さんは少なくありません。

私自身は片頭痛は完治できませんのえ、片頭痛を十分controlできるようになることが目標ですと言います。

また、患者さん自身には「自分の頭痛の専門家になってください」とも話します。

それはまるで主治医としての役割を果たしていないように聞こえると思いますが、お薬を内服するかどうかの判断はその時々で患者さんに委ねられることが多く、それをまとめて外来で話しを聞くことになりますので、そういうつもりで対応していただきたいと考えているから、そのように患者さんに話しをしています。

そこで患者さんからのこんな質問。

「どうしても月経時期になると、少しの頭痛がおきてきます。トリプタンを飲むまではないと思いますが、この頭痛が先にひどくなって吐いてうごけなくなうかもしれませんし、ひどくなくてもずっと煩わしい感じが続きます。どうしたらいいのでしょうか?」

こういう質問になります。大変ごもっともな質問ですし、まるでその悩んでいる姿が目に見えるような質問です。

また意外と多い質問になります。

私はこの質問の答えは簡潔に3つだと思います。

_燭發擦嵯于瓩鮓る。

▲肇螢廛織鸚什泙鯑睇?垢襦

カロナール内服して経過を見る。

このように毎回お答えしています。

というのも、患者さんが心配されますように、先に動けなくなるひどい頭痛を引き起こす序章の可能性もありますし、ただでさえ月経期の女性の患者さんの体は非月経期とは異なります。言えば簡単に片頭痛が引き起こされたり、片頭痛を長い時間ひっぱったりすることにもなります。

ですから放置することに対しては不安。でも逆にこれくらいの頭痛でトリプタンや鎮痛剤を内服すると薬物乱用頭痛(MOH)になるのではないかという先の心配も頭をかすめます。

今の心配・先の心配も痛いくらいこちらも理解できるのです。

ですからこの 銑を実行していただくことを提案しています。

先にひどくなるかどうかは、患者さん自身に早めに気がついてもらうしかありません。
頭を下にさげてみたり、それで拍動性の頭痛を感じたり、下げてみても変化なければ、そこから頭を左右に振っていただくと拍動性の頭痛がくるようであれば、これはかなり高い確率で頭痛がしてきますので、速やかにトリプタン製剤を服用すべきと考えます。

それをしても拍動性頭痛がこなければ、内服せずに経過をみるか、一度カロナールくらいを服用してみて経過を観察するのも一つの方法と考えています。

個々人でおかれた状況が異なりますので、今述べたことが万人に適合するなんて全く思っておりません。
一つの指標として考えていただいたり、参考にしていただければと思っております。

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