2018年08月

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本日はこの話題です。

今年は酷暑で台風の発生・上陸も多く、頭痛患者さんにとっては厄介な気候です。

以前からこのブログでも、女性は外気温とクーラーの寒暖差でやられ、男性は外の直射日光にやられる確率が高いというお話を書きました。今年も患者さんに聞くとその傾向だと言われます。

そして台風です。

1年間に上陸0なんて年もありますが、今年は上陸が3回。
近くをかすめたのが、加えて2回ありますので、かなり多いと思います。

台風が来たとき、どのタイミングで痛くなるんでしょうか?

当地は福岡県なのですが、質問です。

_縄あたり 沖縄~鹿児島 6綵上陸時 な_に最接近

この4つで言えば、一番頭痛がおこりにくいのがい諒_最接近です。
次に少ないのが_縄あたりです。

一番多いのが奄美大島あたりで、答えは△砲覆蠅泙后
という人もいらっしゃいますので、が2番目に多いということです。

天気図を見て下さい。
こういう天気図の頃が福岡の人は頭痛を来しやすいと考えています。

つまりいい天気で、気圧も高い状況でsったのが、急激に潮目が変わり低気圧に一気に変化していく瞬間になりやすいと理解しています。

もちろん時期によっては台風の北側に前線を伴っていたり、別の低気圧が既に存在していては答えはかわります。

この天気図のように九州は晴れていて、南からどんどん台風が押し寄せる。
こんな状況がおこりやすいと考えています。

台風のmainは9月とされています。
これからも引き続き注意が必要です。


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本日で頭痛日記通算600ネタ目という一つの通過点を迎えました。
ブログ開設から11年目を迎えています。

いつも読んでいただいている人はおわかりまと思いますが、1週間に1回木曜日更新をしています。
以前は木曜日を中心に意外に不定期だったこともります。

徐々に木曜日に更新することが当たり前になり、最近は少し知恵がついて、時間があるときに書いて日時指定登校で木曜日午後0時30分に更新するようにしております。

23万人を越える訪問者があり、最大の訪問者は私自身ですが(笑)、皆さんに読んでいただき大変感謝しております。

前置きがながくなりました。
さて今日はこのネタです。仙台頭痛クリニックの松森先生がfacebookにupされて気がついたんですが、これは東京女子医大頭痛外来の清水先生がロキソニンで有名な第一三共ヘルスケアからの依頼原稿で大変興味深い記事でしたのでご紹介します。

この記事よくできています。
まず「働く女子」を賞賛しています。 頑張り屋さんだと・・・
清水先生らしい アプローチです。
「働く女子の頭痛応援団」という立ち位置にブレがありません。

頭痛の我慢ストレスは6.99点。4つのカラダの痛みの中では最高点で、「浮気発覚」6.94点「約束無視」6.75点と同じレベルのストレスだということのようです。

またこの調査で最も強調したい点は
クスリを積極的に使い痛みから解放を目指すグループ「痛み解放派」と極力クスリを使わないグループ「痛み我慢派」では夫や恋人に愛される、仕事・プライベートも充実・1日の時間を有効に活用と各項目で「痛み解放派」が「痛み我慢派」よりpositiveだったという結果でした。

やはりそうなんです。
痛みは我慢するものではないんです。痛みから解放されないといけないんです。

それが人生を豊にするんです!!

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本日は前回と同じようにトリプタンのお話です。

患者さんは片頭痛の診断・治療は保険診療でなされています。
見る我々もその保険診療には国で決めたルールに従って行わなければいけません。

例えばトリプタン製剤については頓用で使用する。
とか、1回の処方箋に30回分とか40回分とは処方できないものと思っております。

ところが、それが実は国に定められたルール以外に県によってもルールが異なります。
この薬剤が処方された際には概ね10回分程度が適当であるとのことでしたが、県によっては拡大解釈されているようです。

例えば、当県におきましては掲げた書類にありますように1回の処方箋では概ね10回分までの処方とされています。
ただし薬剤において1回2錠内服できる薬剤については。1回2錠内服で、10回分で都合20錠処方できるものもあります。

これ以後、当県での処方は頓服は概ね10回分までの処方とすることがルールとなっています。

例えば兵庫県はそれが少し楽で、大阪府は厳しいといううように県によっては12回だったり、15回分ということもあるようです。

それが最近、他県から転居されたケースですが、1回に40回分処方されたケースがあってビックリしました。
40回分ですと、薬局で支払う金額は12000円程度になると思います。

全ての患者さんにされているわけではないのは重々承知していますが、それにしてもこのような処方ができるとはビックリでした。国のルール・県のルールというdouble stanndardの中でみなさんやりくりしています。

あまりにも多い処方ですと薬物乱用頭痛ということもありますので、40回分はさすがに多いかなあと思いました。

県よって大きく違うようです。



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本日はタイトルのようなお話です。

頭痛外来をしていますと、あちこちの医療機関を経由していらっしゃる患者さんも多くあります。
もちろん、似たような頭痛外来・脳神経外科・神経内科などの専門的な施設経由もいらっしゃれば、一般の内科。救急外来などを経由していらっしゃる患者さんも多くおいでです。

私たち頭痛専門医の啓蒙・製薬会社の啓蒙が不足していることを痛感することが多くあるのです。

例えば、イミグラン・ゾーミッグ・マクサルト・レルパックスといったトリプタン製剤は通常頭痛時頓用にするのが一般的な処方なんです。

例えばupしています処方箋のように3T3x朝・昼・夕食後と5日分です。つまり15錠分の処方です。

恐らく、通常の鎮痛剤と同じ内服方法でいいという感覚なんだと思われます。これは救急外来での処方でしたので、薬局で相当の金額をお支払いされたものと推察します。

この処方箋の誤りは
‘寨僂能菠?気譴覆った。 
1日の最大容量を超えて処方された。 
1枚の処方箋で出せるトリプタンの量を超えて処方された。(福岡県の場合)

そして、薬局側の問題としても
‘寨僂僚菠?砲垢襪戮であった。
1日の最大容量を超えて処方されている
この2点について疑義照会を行うべきだと思います。

これは処方する医師も、処方した薬剤師もこのような処方を経験したことがないことによっておこったミスであり、折角のdouble checkも功を奏しなかったと思います。

幸い、この患者さんは片頭痛の診断も間違っていないようですし、処方箋通りの服用もされていなかったので健康被害を防ぐことができたケースです。

全ての医師・薬剤師が全ての内服薬の処方に精通しているわけではありません。
ですので、このような処方例はcommon diseaseである片頭痛でも容易におこる可能性があると思われます。

我々、頭痛専門医・製薬会社はやはりもっと片頭痛、ならびに治療薬に対しての啓蒙活動が足りないと痛感しました。



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今回はこの話題です。

今年も秋に第46回日本頭痛学会総会が神戸で行われます。

第44回が京都。第45回が大阪。そして第46回が神戸。
三都物語の完結編です。

7月31日が学会発表の演題募集締め切りになります。
今年も無事に演題を提出しましたので、順調にいけば11月に神戸を訪れる予定です。

現在の頭痛学会は端境期にきています。
ざっとこの20年くらいは、片頭痛治療の進展がなかったものが
〕祝斌瑤箸靴
ミグシスという予防薬が認可され、2010年代になって欧米と同様にデパケンやインデラルといった薬が使えるようになりました。

頓挫薬として
もちろんトリプタンの発売です。
イミグラン→ゾーミッグ→レルパックス→マクサルト→アマージと5剤のトリプタンが発売されました。
既にイミグラン・ゾーミッグ・マクサルトにつきましてはジェネリックも発売されています。

またイミグランは内服だけではなく、点鼻・注射・自己注射といろんな使い方ができるようになりました。

このように片頭痛患者さんは大きな恩恵をえました。

また片頭痛以外でも
2鯲ダ動脈瘤 RCVSといった急性の頭痛を来す疾患が注目されるようになり、病態・画像診断・治療方法などもほぼ確立された感がございます。

そういった中で2年後におそらく抗CGRP療法が認可される予定で治験が行われています。
今年5月にアメリカで認可が下りたことは追い風ですし、治験の途中経過も順調にいっているような話しになっているようで、大きな期待が寄せられています。

今年も抗CGRP療法の話しが多くでてくることが予測されています。もちろんまだ認可されていませんので、海外からのデータということになろうかと思います。

何れにしても発表の準備は大変で、お話を聞きに行けるのは楽しみといったところです。


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