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本日はタイトル通りの研究論文からです。
女性の片頭痛の多くが、女性ホルモンの変動が関係していることが知られています。
例えば、初経を迎えた頃から片頭痛が始まり、妊娠中は片頭痛が治まり、閉経すると片頭痛が軽減し、やがて終わる。
ある著明な先生が「女性の片頭痛は女性ホルモンが支配している」と言われていました。
そんな中で、男性の片頭痛にもこのホルモンが関与している可能性があることが、新たな研究で示された。
雑 誌:Neurology(2018/6/27)
著 者:Dr.Ron van Oosterhout(ライデン大学医療センター/オランダ)
趣 旨:約40人の男性を対象とした研究で、片頭痛のある男性は、片頭痛のない男性に比べて女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が多いことが分かった。
方 法:月に平均3回以上の片頭痛発作がある男性の片頭痛患者17人と片頭痛の既往がない男性22人を対象に、男性ホルモン(遊離テストステロン)に加えて女性ホルモン(17β-エストラジオール)の血中濃度を測定して比較検討した。
結 果:(卞痛の既往がない人に比べて、片頭痛患者では発作時の血中17β-エストラジオール濃度が高いことが分かった。一方で、遊離テストステロンの値には両群間で差はみられず、片頭痛患者ではテストステロン/エストロゲン比が低いことも明らかになった。
一部の男性では、片頭痛発作が起こる前にテストステロンの血中濃度が上昇することも確認された。
結 論:|棒の片頭痛におけるホルモンの役割については、さらに研究を重ねる必要がある。
男性の片頭痛にテストステロンの補充を治療として用いることは時期尚早。
テストステロンの上昇については、生あくびの頻発・疲労感や食欲の増進といった片頭痛の前兆がみられ、こうしたストレスによってテストステロン値が上昇した可能性がある。
大変興味深い研究です。
まだまだ調べることはたくさんあるはずです。
続報を期待しています。
池田脳神経外科ホームページ http://www.ikedansc.jp/
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頭痛日記 https://blogs.yahoo.co.jp/neuroikeda
認知症日記 https://blogs.yahoo.co.jp/dementiaikeda
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方 法:月に平均3回以上の片頭痛発作がある男性の片頭痛患者17人と片頭痛の既往がない男性22人を対象に、男性ホルモン(遊離テストステロン)に加えて女性ホルモン(17β-エストラジオール)の血中濃度を測定して比較検討した。
結 果:(卞痛の既往がない人に比べて、片頭痛患者では発作時の血中17β-エストラジオール濃度が高いことが分かった。一方で、遊離テストステロンの値には両群間で差はみられず、片頭痛患者ではテストステロン/エストロゲン比が低いことも明らかになった。
一部の男性では、片頭痛発作が起こる前にテストステロンの血中濃度が上昇することも確認された。
結 論:|棒の片頭痛におけるホルモンの役割については、さらに研究を重ねる必要がある。
男性の片頭痛にテストステロンの補充を治療として用いることは時期尚早。
テストステロンの上昇については、生あくびの頻発・疲労感や食欲の増進といった片頭痛の前兆がみられ、こうしたストレスによってテストステロン値が上昇した可能性がある。
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