2018年07月

[[img(https://sick.blogmura.com/headache/img/headache88_31.gif)]]
[https://sick.blogmura.com/headache/ranking.html にほんブログ村 病気ブログ 頭痛・片頭痛へ(文字をクリック)]

<a href="https://blog.with2.net/link.php?1874798";;;;;;>人気ブログランキングへ</a>
ランキングに参加しています。クリックをお願いします。

本日はタイトル通りの研究論文からです。

女性の片頭痛の多くが、女性ホルモンの変動が関係していることが知られています。
例えば、初経を迎えた頃から片頭痛が始まり、妊娠中は片頭痛が治まり、閉経すると片頭痛が軽減し、やがて終わる。
ある著明な先生が「女性の片頭痛は女性ホルモンが支配している」と言われていました。

そんな中で、男性の片頭痛にもこのホルモンが関与している可能性があることが、新たな研究で示された。

雑 誌:Neurology(2018/6/27)

著 者:Dr.Ron van Oosterhout(ライデン大学医療センター/オランダ)

趣 旨:約40人の男性を対象とした研究で、片頭痛のある男性は、片頭痛のない男性に比べて女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が多いことが分かった。

方 法:月に平均3回以上の片頭痛発作がある男性の片頭痛患者17人と片頭痛の既往がない男性22人を対象に、男性ホルモン(遊離テストステロン)に加えて女性ホルモン(17β-エストラジオール)の血中濃度を測定して比較検討した。

結 果:(卞痛の既往がない人に比べて、片頭痛患者では発作時の血中17β-エストラジオール濃度が高いことが分かった。一方で、遊離テストステロンの値には両群間で差はみられず、片頭痛患者ではテストステロン/エストロゲン比が低いことも明らかになった。

一部の男性では、片頭痛発作が起こる前にテストステロンの血中濃度が上昇することも確認された。

結 論:|棒の片頭痛におけるホルモンの役割については、さらに研究を重ねる必要がある。

男性の片頭痛にテストステロンの補充を治療として用いることは時期尚早。

テストステロンの上昇については、生あくびの頻発・疲労感や食欲の増進といった片頭痛の前兆がみられ、こうしたストレスによってテストステロン値が上昇した可能性がある。

大変興味深い研究です。

まだまだ調べることはたくさんあるはずです。
続報を期待しています。

池田脳神経外科ホームページ http://www.ikedansc.jp/
池田脳神経外科フェイスブック https://www.facebook.com/ikedansc
頭痛日記 https://blogs.yahoo.co.jp/neuroikeda
認知症日記 https://blogs.yahoo.co.jp/dementiaikeda

イメージ 1

[[img(https://sick.blogmura.com/headache/img/headache88_31.gif)]]
[https://sick.blogmura.com/headache/ranking.html にほんブログ村 病気ブログ 頭痛・片頭痛へ(文字をクリック)]

<a href="https://blog.with2.net/link.php?1874798";;;;;;>人気ブログランキングへ</a>
ランキングに参加しています。クリックをお願いします。

本日はタイトルのような話題をお届けします。

睡眠時無呼吸症候群
皆さん名前を聞けば、あ~あ となるような病気です。

なんろなくどんな症状がおこるかも理解できるかと思います。

まさにそのイラストのように多彩な症状がおこることも知られています。
そんな睡眠時無呼吸症候群ですが、頭痛も比較的おこりやすいのです。

睡眠時無呼吸性頭痛の症状は、
ゝ床時に頭痛がある
頭痛は30分以内に消失する
N沼性である
1ヶ月に15日以上生じる

このような症状が特徴的です。

寝ているときに「呼吸が結構止まっているよ~。」「イビキが激しくなっているよ」などとベッドパートナーから言われたことがありませんか?

今まで経験してきた睡眠時無呼吸症候群からの頭痛患者さんは、睡眠時無呼吸症候群を疑わせる症状を言われたことがアリ、患者さん自身もそうではないかと思っている患者さんが大変多いものです。

つまり概ね来院時に診断がついているものが多いのです。

睡眠時無呼吸症候群ではなぜ頭痛が多いのか?

それは睡眠時無呼吸により低酸素血症、高炭酸ガス血症、睡眠障害によるストレスなどが頭痛を生じさせると考えられています。

つまり、このような頭痛は睡眠時無呼吸症候群が改善すれば、症状は改善する可能性が高いと言うことになります。

~蕕擦
▲泪Ε好圈璽垢鮑遒
のどの奥を広げる手術・扁桃腺をとる手術を行う
CPAPをする

 銑い諒?,鬚箸襪海箸一般的です。

まずは呼吸器内科・精神科・耳鼻科・歯科などでご相談していただければです。

うちでも検査をしていて、睡眠時無呼吸症候群の診断を行っております。

池田脳神経外科ホームページ http://www.ikedansc.jp/
池田脳神経外科フェイスブック https://www.facebook.com/ikedansc
頭痛日記 https://blogs.yahoo.co.jp/neuroikeda
認知症日記 https://blogs.yahoo.co.jp/dementiaikeda

イメージ 1

[[img(https://sick.blogmura.com/headache/img/headache88_31.gif)]]
[https://sick.blogmura.com/headache/ranking.html にほんブログ村 病気ブログ 頭痛・片頭痛へ(文字をクリック)]

<a href="https://blog.with2.net/link.php?1874798";;;;;;>人気ブログランキングへ</a>
ランキングに参加しています。クリックをお願いします。

本日はこのような話題です。

日経DIデジタル2018年7月号のタイトルがこれ「頭痛博士になろう~!」です。

私は外来で患者さんに「頭痛を知って下さい~! 頭痛を勉強して下さい~! 頭痛の専門家になって下さい~!」といつもお話ししています。

日経DIデジタルは薬剤師さん向けの雑誌です。

薬剤師さんは、頭痛に悩む人にとって一番身近な存在です。
頭痛を訴えて医療機関を受診し、処方箋を手に薬局に訪れる患者に対応するためには、頭痛の薬物療法について理解しておく必要があります。

しかし、頭痛は痛いときに薬を飲むだけの簡単なものではありません。頭痛の薬物療法は医師の“さじ加減”が発揮されやすく、適応外の処方も少なくありません。

この特集では、頭痛専門医4人の処方意図を読み解きながら、片頭痛と群発頭痛の治療、予防療法について解説しています。

ここ最近、以前の記事への質問がたくさんありました。
「妊娠」x「トリプタン製剤」と「授乳」x「トリプタン製剤」についての質問です。

うちの門前薬局の薬剤師は何度かこちらの処方意図を話していますし、患者さんにもきちんと話しをしていますので、全く問題はありません。

ところが門前薬局ではない薬局に当院の処方箋を持っていかれるケーズが当然ありません。
全然それはOKなんです。

その調剤薬局にはこちらの意図は伝えていませんので、必ず妊娠中のトリプタン製剤は使っていいとは書いていないと言われたり、授乳中にはトリプタン製剤の安全性は確認されていないので使わないようにと指導されるケースがあります。

まだ電話で薬剤師さんから疑義照会をしていただければOK!なんですが、疑義照会がないまま、なるべく使わない方がいいと言われた場合には使わないままで再診されるケースが今までも何度もございました。

なかなか難しい問題なんです。
全ての医者が全ての病気に精通していないように、薬剤師さんも全ての薬に精通はしていません。

極めて専門的な内容ですから、そのようなアドバイスをされるのも十分理解しています。
ですから疑義照会していただきたいと願うばかりです。

この日経DIデジタルにも執筆されている富永病院の竹島先生も同じような話しをされていました。
医師のさじ加減が頭痛専門医の治療の妙味でもあるわけです。

患者さんにも薬剤師さんにも是非「頭痛博士」になっていただきたいです。


池田脳神経外科ホームページ http://www.ikedansc.jp/
池田脳神経外科フェイスブック https://www.facebook.com/ikedansc
頭痛日記 https://blogs.yahoo.co.jp/neuroikeda
認知症日記 https://blogs.yahoo.co.jp/dementiaikeda

イメージ 1

[[img(https://sick.blogmura.com/headache/img/headache88_31.gif)]]
[https://sick.blogmura.com/headache/ranking.html にほんブログ村 病気ブログ 頭痛・片頭痛へ(文字をクリック)]

<a href="https://blog.with2.net/link.php?1874798";;;;;;>人気ブログランキングへ</a>
ランキングに参加しています。クリックをお願いします。

本日はこのテーマでお届けします。

私の次女は「不登校」です。

現在、中学1年生ですが保育園の年長さんで4ヶ月ほど登園しない時期がありました。
そこからは、何がキッカケになったかわかりませんが強引に保育園に預けたら、最終的に普通に保育園に行きるようになり、卒園もできました。

小学校は、5年生までは一応登校できました。ただ5年生の最後あたりから怪しい行動はありました。
そして6年生になってから、なかなか難しい状況です。
中学になりゴールデンウイークまでは何とか登校できていたのですが、ここからまた急に登校しないようになり、現在はトータルで半分くらいしか登校していないような状況です。

ケンカにもなれば、大声もお互いにあげる関係にもなりました。
週末は、普通の次女に戻りますが、週が始まると日々戦いです。

自分たち夫婦に何か足りない、何かおかしいと思う事もあります。
また、人間としての修練が足りない。成長できるチャンスをいただいたとわざとpositiveにとらえたり、前を向く努力をしたり・・・。

不登校の本を読んだり、不登校新聞を読んだりと・・・。
それでもうまくいかず、雨はいつかやむ。夜は終わり朝を迎えられると思って日々過ごしています。

前置きがながくなりました。
このような現実があり、一番の救いは保健室の先生が大変好意的に対応してくれていることです。
我々親子(主は娘と妻)だけでは煮詰まってしまって議論が前に進みません。

ところが第三者である養護教諭の先生がいらっしゃることで、周りも見え、お互いの折衷案を提示し少し前を向けるという状況を作っていただいて大変感謝しています。

私自身は直接対応していませんが、養護教諭の先生の話を聞くと、「頭痛」x「不登校」が結構いるという話しを聞かせていただいた。
養護教諭も「不登校」「片頭痛」「起立性調節障害」などの知識を十分理解しないといけない現実がああり、どこから学べばいいのかという話になり、そんな中で「小児の片頭痛」の第一人者である藤田光江先生の本について紹介します。

ますは下記のHPからでもとべます。
https://www.zutsuu-kyoukai.jp/%E9%A4%8A%E8%AD%B7%E6%95%99%E8%AB%AD%E3%81%A8%E6%95%99%E5%B8%AB%E5%90%91%E3%81%91%E8%B3%87%E6%96%99/

または日本頭痛協会のHPからも飛べるようになっています。
「知っておきたい学童・生徒の頭痛の知識」という小冊子です。入門編と言うにはピッタリなものになります。

藤田光江先生はそれ以外にもいくつかの本もだしていらっしゃいます。

topにだしている本は「子どもの頭痛 頭が痛いって本当だよ」という単行本です。5年前に出された本で、今は新品の販売はないようで、AMAZONで中古品の販売があるだけですが大変参考になるものです。

それ以外にも今年4月煮出された「小児・思春期の頭痛のみかた これならできる!頭痛専門小児科医のアプローチ」という本があります。内容は少し専門的ではありますが藤田先生らしい本になっています。3240円と決して安い本ではないですし、一般の書店で手に取れる本ではないので、立ち読みという訳にもいかないのですが、興味のある方にはと思っております。

最後に個人的には夏休みまで3週間です。娘が少しいい方向に進んで欲しいと願うばかりの日々です。

養護教諭の先生には大変感謝しておりますし、これからも何卒宜しくお願いしますという気持ちでいっぱいです。

池田脳神経外科ホームページ http://www.ikedansc.jp/
池田脳神経外科フェイスブック https://www.facebook.com/ikedansc
頭痛日記 https://blogs.yahoo.co.jp/neuroikeda
認知症日記 https://blogs.yahoo.co.jp/dementiaikeda

↑このページのトップヘ