2016年02月

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毎週毎週頭痛のネタを書くことがいかに大変かを感じている今日この頃です。
丸8年で500ネタちかく書いていて、本当の頭痛ネタって400くらいで、多くは最新の研究発表だったり、学会・研究会の報告だったりで、患者さん目線でお役に立てる情報が乏しいというのが現状なんです。

なにか風穴があくような話ってそうそうあるわけではないですし、私なりの方法で著効したということもそれほどないので最近は訪問者も増えているために申し訳なく思っております。

グチはそれくらいにして・・・・。

今日はタイトルとおりです。
片頭痛をみておりますと、20-40歳代の妊娠・授乳期間の女性患者さんを多く拝見します。
そこで問題になるのが、この薬ってOK!ですかという質問です。

詳細はここ
国立成育医療センターのHP(https://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/druglist.html)
を確認の上、使っています。

例えばトリプタンなら
レルパックス・イミグランはOK!です。
安心してくださいです。

解熱鎮痛剤なら
カロナール・ブルフェン・ナロキサンもOK!です。

吐き気止めのナウゼリンはOK!なんです。

こうして大丈夫なものは少しずつ少しずつ追加されてHPにも記されていきますので、私自身も随時version upしたものを説明する際の資料としています。

これは頭痛以外でも薬を使用する際には、大変役に立つサイトですので、覚えておかれたほうがいいと思います。是非、上のアドレスをcheckしてみてください。

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今年は12月から1月中旬までは暖かい冬でしたが、そこから一気に冬です。
昨シーズンはクリスマス前からインフルエンザが猛威をふるいましたが、今年は1月末からインフルエンザがきています。

例年2月3週にインフルエンザのピークがくることが圧倒的に多いわけで、そういう意味では当地は全く例年通りということになりますが、全く流行っていなかったので伸び率が高いですね。

さて、そんな時にタイトル通りの話です。
患者さんからもよく尋ねられます。
インフルエンザもしくは風邪で発熱しています。他の症状はたいしたことないが、頭が痛い。それもズキンズキンといつものように片頭痛のような頭痛です。

どうしましょう?

先生はインフルエンザ・風邪で発熱時、頭痛時にはカロナールを頓服で処方しておきますので、内服してみてくださいと言われました。
「これ飲んで治る?」と不信感を持っては治るものも治りません。
信じてカロナール内服してみてください。治ればOK!です。

しかし、そこで解熱はしたものの頭痛が全く治らない場合はどうしましょう?
そこは迷わず、いつものトリプタン内服してみてください。
おそらく治ると思います。

一般の先生は決してそれをよしとは言わないと思いますが、熱があればカロナール内服で解熱しても頭痛が残る。それもいつものような片頭痛の痛みであれば、トリプタン内服していいものと考えます。

以前もこのブログでこのネタ書きました。
このシーズンだけに是非覚えて頂いて、残念ながらインフルエンザ・風邪にかかって上記のような状態であれば試してみてください。

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2月になるとこの日です。
「頭痛の日」です。2月22日を頭痛の日と定めています。
製薬メーカーが2月2日をそう決めているという話もありますが、我々日本頭痛学会・日本頭痛協会では2月22日を正規に頭痛の日としています。

今年のスローガンは「薬剤過多による頭痛を防ごう」です。
つまり、薬物乱用頭痛に対する啓発ということになります。

毎年毎年作るって大変ですよね。

2015年が「頭痛の芽を摘もう」

2014年は「機嫌が悪いんじゃないんです。頭が痛いんです。」

2013年は「頭痛をもっと知ろう~明日のあなたの笑顔のために~」

毎年毎年のイメージすることがありますが、今年は薬物乱用頭痛です。

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