今日は小児の片頭痛についてです。
以前から書いていますように大人と子供は同じ片頭痛でも少し違います。
例えば男と女の比率は大人が5:1で女性に多いのに比較して子供は、ほぼ1:1です。
また大人は何がしかの前兆を感じながら片頭痛がきますが、子供は突然という感じで始り、徐々に改善するというわけでなく、突然ともいえるくらいに急速に改善していきます。
そして、痛む時間は3時間以内が多いのが特徴です。
また大人は何がしかの前兆を感じながら片頭痛がきますが、子供は突然という感じで始り、徐々に改善するというわけでなく、突然ともいえるくらいに急速に改善していきます。
そして、痛む時間は3時間以内が多いのが特徴です。
今日お話ししたいのは、子供さんの片頭痛治療にはお母さんの存在が極めて大きいということです。
多くの患者さんは、子供さんでは予防薬を内服させていないケースが多いのですが、頻度・程度が強ければ予防薬を内服させないといけないケースがあります。
小学生であれば服薬管理は、なかなか本人にまかせることはできません。
母親の力が必要になります。また頭痛diaryの記載についても母親にお願いする場合が多く、大変ですが状況を簡単で構わないので記載していただくようにお願いしています。
母親の力が必要になります。また頭痛diaryの記載についても母親にお願いする場合が多く、大変ですが状況を簡単で構わないので記載していただくようにお願いしています。
我が家もそうですが共働きの家庭が多く、なかなか子供さんと接する時間が少ない中で記載していただくのは大変ですが、そうすることで子供さんと一緒に頭痛に向き合う時間も自然と増えますし、母親の片頭痛に対する理解も深まります。
片頭痛もちの母親は比較的に理解が進みやすいのは事実ですが、片頭痛もちでない場合には大変だとは思いますが、何卒母親力を治療に活かしたいのが本音です。
ご協力宜しくお願いいたします。