前回同様に片頭痛治療薬(トリプタン製剤)を変更(change)か追加(on)するかの話です。
基本的にトリプタン製剤は効果がない。
もしくは、トリプタンを変更しても効果がなければ、トリプタンにあまり効果がないタイプ(ノンレスポンダー)という可能性があります。
もしくは、トリプタンを変更しても効果がなければ、トリプタンにあまり効果がないタイプ(ノンレスポンダー)という可能性があります。
私の個人的な見解ではノンレスポンダーは全体の5%程度だと思います。
5%もいるのか?5%しかいないと思うかは個人差があると思いますが、5%程度だと考えます。
5%もいるのか?5%しかいないと思うかは個人差があると思いますが、5%程度だと考えます。
次にonする場合は、効果はあるんだけど十分ではないという場合です。
あとは、月経と関係ない片頭痛はいいんだけど、月経前後の片頭痛では効果が弱いという場合には、やはりトリプタン製剤にNSAIDsをonする「併用療法」が効果的だと考えます。
あとは、月経と関係ない片頭痛はいいんだけど、月経前後の片頭痛では効果が弱いという場合には、やはりトリプタン製剤にNSAIDsをonする「併用療法」が効果的だと考えます。
併用と言うのは私にとっては両方の薬を一緒に内服すると言う意味です。
患者さんでも、最初は鎮痛剤内服して効果がない時にトリプタンを内服する方は多くいらっしゃいます。私はこれは「時間差療法」と言います。
患者さんでも、最初は鎮痛剤内服して効果がない時にトリプタンを内服する方は多くいらっしゃいます。私はこれは「時間差療法」と言います。
わからずに時間差になるのは仕方ないにしても、ある程度timingがわかれば別々に内服するよりは一緒に内服したほうが明らかに効果的です。
それぞれの薬剤の効果が異なりますので、一緒に内服していただいても全く問題はありません。
併用することで、早い時間から長く効果が持続することになります。
併用することで、早い時間から長く効果が持続することになります。
次回は、どういう薬剤を併用したらいいかを話します。