2012年07月


患者さんから、「先生レルパックスはいつ頃書いてくれるの?」という話をいただきました。やっとレルパックスです。

当院では、一番使っているトリプタンはマクサルトです。
2番目が今日のレルパックスです。恐らく全体の3割くらい使っています。
レルパックスのメリットは
①主だった副作用が少ない。
②月経時片頭痛に効果的
③患者さんから概ね治療効果が高い。

デメリットは
①海外容量の半分量を日本の使用量にしてあるために、効きが悪い人がいる。
②スッキリと効くといえより、何時の間にか効いているという感じ。
というところです。

ですので使いやすいタイプは
①小児から高校生までの若い患者さん
②トリプタンの副作用がでやすい人に使う。
というところです。
効果と副作用のバランスがいい薬だが、体重の重い人には使いにくいというところです。
片頭痛にもタイプがあることを以前書きました。
「ウサギ型頭痛」「カメ型頭痛」の2つですが、どっちのタイプでもそれなりに効果がでるために、初診でタイプを決めきれない場合には使いやすいようです。

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4月になると診療報酬が変わったり、薬剤の値段が変わったりすることがあります。

また他にもシステム変更などもあります。

例えばトリプタンの処方回数ですが、何回までという決まりは実はありませんでした。私は慣れて安定した患者さんには1回の処方で、12回分処方することがありました。

ところが、今年の4月からトリプタンは10回分までに制限されることになりました。患者さんには大変ご迷惑をおかけしています。徐々に慣れていただくようにしていますが、そうなると受診回数が増えて経済的な負担も増えますので、迷惑になるわけです。

あからさまに怒りを露わにされることもありますので、うちの経営方針はなく国の方針ですと説明し、社会保険事務所からの警告書を見せるようにしています。

慣れた患者さんにとってはいい迷惑な話です。

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 先週末にわがブログがなんと閲覧者50000人を突破いたしました。

 管理者として読んでいただきます皆様にあつく御礼申し上げます。

 40000人を越えましたのが昨年12月初めですので、約7ヶ月で10000人を越えたことになります。今までに最高のspeedです。

 コンテンツを書き換える頻度が増えたわけではないし(週1ペース)、魅力的なコンテンツが増えたわけでもありません。唯一変わったのはブログランキングに参加するようになったことぐらいです。

 ひとえに嬉しいかぎりです。
 拙い文章を皆様に読んでいただくことに大変感謝しております。

 引き続き、できるだけわかりやすくブログを継続していきたいと考えています。

 これからも皆様何卒よろしくお願い申し上げます。

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