2011年01月

 昨日は母校で頭痛研究会がありましたので、行って参りました。
 ①脳神経外科 ②神経内科 ③私 ④小児科
 とそれぞれ4演題の発表でした。
 
 脳神経外科は非常に珍しい症例で、治療に苦慮された症例の発表でした。
 神経内科は片頭痛発作に外転神経麻痺が加わる症例の発表でした。
 小児科からは私のところで治療に難渋した症例を発表されましたので、私も当事者として大変興味深く拝聴させていただきました。
 
 私は薬物乱用頭痛の臨床というタイトルで、出席した頭痛に全く興味ない脳外科医に警告の意味を込めて発表してきました。  
 
 昨日もロキソニンSが発売されたことを書きましたが、今後も薬物乱用頭痛と向き合っていきたいと思いました。
 
 また他の科の先生とも大変貴重な意見交換ができて、有意義な会でした。

 1/21第一三共ヘルスケアからロキソニンSが発売されました。
 
 このお薬は1986年に発売されてからというもの、NSAIDsという種類の薬では断トツ1位のヒット商品です。使われたことがある方もたくさんいらっしゃるものと思います。解熱鎮痛薬の分野では処方薬からOTCになったのは26年ぶりとのことで期待されているようです。
 
 12錠入りが680円ということで、今年度は510億円を期待されているようです。
 
 国としては国民医療費を下げたいという希望があるために、今後も処方薬がOTCとして売られるようになる傾向は益々強くなるものだと思いますが、十分注意が必要だと思います。
 
 当然、副作用もかなりあります。胃潰瘍なんていうのは最たるもので、私の友人の消化器内科医は胃カメラで発見される胃潰瘍の1/3は鎮痛剤の内服しすぎによる潰瘍だということで、整形外科に足を向けて眠れないと冗談とも本気ともわからないようなことを言っていました。
 
 また私の専門分野で言いますと薬物乱用頭痛をおこす、処方薬断トツ1位もロキソニンですので、これでそのような患者さんが増えないことを願いますし、またそうならないようにドラッグストアでの薬剤師の方々の説明も非常に大事になってくるものと考えています。
 

 本日1/15は開院記念日です。
 
 3年前の1/15に当院はopenしましたので、丸3年を終えて、4年目を迎えることになります。
 石の上にも3年と言いますが、何か変わった?新しくなった?進歩した?上達した?
 言えることは3歳としをとったことでしょうか?
 
 本日来院された患者さんで6900人を越えましたので、1年平均2300人が来られたことになるわけですから、すごいことだなあと人ごとのように思います。
 
 いずれにしても初心を見つめなおして、誠実に向き合っていきたいと考える次第です。
 
 またこのブログも4年目を迎えますが、なんと同じようなタイミングで訪問者が3万人を越えました。
 
 これもまたすごいことです。「読むクスリ」を今後も目指して情報発信していければと考えています。
 
 何とぞよろしくお願いいたします。

 いよいよ明日はセンター試験ですね。
 天気予報ですとこの冬一番の寒波到来ということで、受験生の皆さんには寒さ対策と早め早めの行動を願うばかりです。
 
 今年も2浪・1浪・現役生も含めて多くの頭痛持ち受験生を抱えています。
 完全にcontrolできないまま試験に送りださないといけない人から、ある程度上手にcontrolできるようになった人まで、明日はどうか頭痛発作が起こらないようにと願うばかりです。
 
 以前もこのブログでセンター試験の日は頭痛発作が起こりやすいことを書いてきました。フランスでは試験当日に頭痛発作がおこったことを証明できれば、救済制度があることもお伝えしました。
 
 試験という得体も知れないプレッシャーが頭痛発作の最大の誘発因子でもあります。
 
 どうか無事に試験を受けて受験生それぞれがbestを尽くしてほしい。そう願うばかりです。
 
 
 頑張れ! 受験生。

 平成23年がはじまりました。
 
 皆様新年あけましておめでとうございます。
 当院もいよいよ4年目を迎えます。
 あっつという間の3年間でした。今まで以上に頭痛診療に重きをおいて、一人でも多くの患者さんを頭痛の悩みを減らすことができますよう努力していきたいと存じます。
 
 今年も引き続き、薬物乱用頭痛を自分自身のメインテーマで頑張っていきたいと思います。
 
 新年早々またまた頭痛の研究会の発表もありますし、時間はノロマな私を決して待ってくれないのです。
 
 
 今年も何とぞよろしくお願いいたします。

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