毎年10月29日は “世界脳卒中デー”です。
みなさんご存じですか~?
世界禁煙dayや世界アルツハイマー病dayなどいろいろあります。
日本としてはむしろ脳卒中週間のほうがなじみがあるかもしれませんね。
世界脳卒中機構(WSO)は,世界では,6人に1人が脳卒中を発症し,年齢,性を問わず6秒に1人,毎年600万人が死亡している。同キャンペーンは,この事実を広く伝え,脳卒中の予防と,脳卒中患者の生活の質の向上を訴える活動を行っています。
世界脳卒中デーは,さまざまな支持団体,患者支援ネットワーク,ボランティア団体,公衆衛生当局,医師,看護師,市民団体など,関係者が協力し合い,脳卒中の総合的な教育,支援運動,予防,治療,脳卒中患者の長期にわたるケアや支援を行うことを目指して設けられた。世界中のWSOメンバーらは,この日,命を救うためのシンプルなメッセージ「Do not take chances. One in six people is at risk for stroke – it could be you. Learn the facts. Save a life today. Act Now!」を団結して訴える。なお,日本での発症は5人に1人“One in Five”。9人に1人が死亡している。
同キャンペーンは,次の6つの簡単な行動目標を掲げている。
- 自分の危険因子を知ろう:高血圧,糖尿病,脂質異常症が代表的な危険因子です
- 日ごろから身体をよく動かして,定期的な運動に努めよう
- 健康的な食事で肥満を防ごう
- 飲酒はほどほどに
- たばこの煙を避けよう。喫煙者は直ちに禁煙外来を受診しよう
- 脳卒中の徴候(症状)を学び,発症時に分るようになろう
非常にわかりやすいフレーズですよね。日本には脳卒中10ヶ条のほうが有名ですが、これも非常に響きのいいフレーズになっています。