2009年10月

 私は頭痛診療を専門にしている町医者です。

 大学病院のように最先端の頭痛の研究はしていませんが、今までの経験や最新の知見をもとに「頭痛」の専門的な治療を行っています。このブログはそこで得られた様々な情報や経験を患者さんの迷惑にならない範囲で語っていくブログです。

 多くの人たちが頭痛で困っていらっしゃるのですが、なかなか医療機関に受診できない。また受診しても先生に十分相談にのっていただけなかった人たちがたくさんいらっしゃいます。

 そのような人達に自然と医療機関に足が向くように促したり、わかりやすく情報を発信したり、最終的には頭痛と上手におつきあいできるようにというのが目的で最終的には、このブログが「読むクスリ」になることを目標にしています。

 どうぞ宜しくお願いいたします。

当院のHPはhttp://www.ikedansc.jp/です。

頭痛診療のモットー「100人の頭痛患者さんがいれば、頭痛は100種類。1人として同じ頭痛はいない。」

最近の頭痛研究のテーマ「薬物乱用頭痛」の治療

意外な頭痛もち:家内(43歳)・娘(12歳)・義理兄(群発頭痛)

私の好きな言葉:漁夫生涯竹一竿(ぎょふのしょうがいたけいっかん)

 以前から気が付いていることがあります。最近もあんたんですが、鎮痛剤をたくさん内服する患者さんの中には、風邪薬もたくさん飲む傾向にあります。

 たとえばロキソニン1日3回 すでに半年以上内服している患者さんがいらっしゃいます。ロキソニンは頭痛のためなんですが、その患者さんは同時に毎月風邪薬であるPL顆粒を3g3xで10日間半年以上同時に処方されているのです。

 こんな処方される先生のお気持ちは全く理解できません。
 
 百歩譲ってロキソニンはいいとしましょう。なのに何故毎月PL顆粒を3g3xで10日間処方されるのでしょう?! そんな患者さんを見たことは何度もあります。

 患者さんに聞きますと頭痛は風邪の症状のひとつでもあるので毎朝PL顆粒を1包ずつ内服しているとのことで、半年以上ずっと風邪ひいていることになるのですあ、風邪症状は全くありません。

 市販薬ではイブにパブロンをチャンポンして内服している患者さんもいました。この患者さんはイブが効かない時にはパブロンを内服するそうです。そうすると効くといってまして、月に最低10日はパブロンだそうです。
 自身をもって説明してくれ、なおかつ勧めてくれました。

 何れも薬物乱用頭痛なんでしょうけど、本人達は悪いやり方だという認識もないし、改めるつもりもなかったので、注意できませんでした。

 患者さんは教科書。勉強になります。

 この点を少し調べていこうと思っています。

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