2009年04月

 私は仕事柄?なのか、よくドラッグストアに行っては最新の鎮痛剤をcheckしたりしています。

 市販薬は剤形・内容成分については表にまとめているのですが、やはり自分が知らないうちに新たな薬が出ていて患者さんに教えていただくこともあります。

 実は昨日ドラッグストアでcheckしていると新製品が出ていました。
 
 「ナロンエースR」

 ナロン・ナロンエース・ナロンエースR
 とラインナップが揃ってきましたね。

 基本的にはナロンエースと内容成分は大きく違いません。
 基本はイブプロフェンにエテンザミドなのですが、ナロンエースがブロムワレリル尿素でナロンエースRはブロモバレリル尿素に代わって、胃が痛まないように水酸化アルミニウムゲルが入っています。

 ブロムワレリル尿素とブロモバレリル尿素。名前も似ていて、効果もほとんど変わりありませんから、ナロンエースが胃に優しくなったのがナロンエースRと理解していただいて結構だと思います。

 基本的に新製品は大きくとり扱われますので、売り場面積も大きくなっていました。
 ということはうちに来院される患者さんも、これを内服してくる確率が増えるわけです。

 以前のように薬剤師さんや店のスタッフなどに相談して購入しなくなったので、非常に問題が多いのは何度も取り上げてきたのですが、内服する目安とか医師にかかるタイミングなんかについても上手に伝わるようなシステムが欲しいなあと考える今日この頃です。

 4月になりました。また1年の始まりですね~。うちには新たに入職する方はいませんが、新しいところで働かれる皆さんストレスはためこまないようにしましょうね~!

 さて今日は片頭痛に対する新しい論文の紹介です。2009年3月に発表された論文からの抜粋です。


 アメリカで片頭痛の有病率と併発疾患について調べた。
{結果}
 片頭痛のある妊婦が脳卒中を併発する可能性は、
      片頭痛のない妊婦に比べ15.8倍。
      特に脳梗塞は30.7倍にもなることを明らかにした。

 という報告です。
 ちょっと日本の常識では考えにくい報告です。
 有色人種が白色人種より結果が顕著だったとの報告ですが、日本では私のしる限りこのような報告はありません。確かに片頭痛もちは脳卒中を起こしやすい。それも小脳や後頭葉に脳梗塞をおこしやすいというようなdataはあると思いますが、まあそれにしても凄い確率になりますよね。

 私自身は自分の手ごたえと違いますので、もう少し経過や、その他の結果を調べてみようと思っています。

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