2008年09月

 うちの診療所では頭痛の患者さんには頭痛問診表というものを書いてもらいます。

 そうすると「昨日から偏頭痛がでて、、、」などと患者さんは書いてきます。実は皆さんもご存じと思いますが偏頭痛ではなくて片頭痛が正解なんですよね。

 まず80%の患者さんは偏頭痛って書いちゃいます。

 名の通った?頭痛クリニックでも偏頭痛って書いてあったら、その先生本当に専門医?と疑いたくなります。

 これは、以前「頭痛大学」で有名な間中先生に聞いたのですが、戦前の昭和19年に医学用語集が発刊されていて、その段階で既に偏頭痛ではなくて片頭痛と記載されているようです。ですから最近変わったわけではなくて以前からなのです。

 一般の人々には片頭痛が一般的なのかもしれません。

 でも医学用語は難しいと思われていますが、難しい偏頭痛が一般の人用で簡単な片頭痛が正式な医学用語。不思議ですよね~。

 群発頭痛について連続3回目になります。

 群発頭痛は片頭痛に比較すると割合が1/20程度ですので、それほど沢山の患者さんを経験しません。さらに経験的にたくさんの医療機関を受診されている(これは群発頭痛が認識されていないということと、診断をつけれても上手に治療できていないことが原因ですが、、、)現状もあります。

 群発頭痛の平均的な患者さんの症状は

 (振2-3年に一度群発時期があり
 4週間程度の頭痛群発期があり
 この間は平均1日に1.4回の頭痛発作が生じ
 ぃ渦鵑瞭痛発作は平均1-2時間持続する。

 というような症状です。
 今まで書きましたように平均的な治療で片頭痛は8~9割の患者さんには治療に満足してもらえますが、群発頭痛はどうでしょう~?!3割程度ではないでしょうか?

 もう少し治療者側も研究というか検討しあって、いい治療方法を探していく必要がありますね。

 難しいです、、、。

 今日は群発頭痛その2です。

 以前に経験した患者さんとの話の中で群発頭痛がおこるキッカケがあると言っていました。
 教科書的には季節の変わり目だとか、体力の低下したときだとか、、、。
 私の経験的に季節の変わり目というのは経験しずらいですね。というのも群発する時期が季節の変わり目を飛び越えることもままあるからです。

 私自身は時期限定の片頭痛というとらえ方をしています。
 ですから誘発因子のシャットアウトです。少しでも悪い方向に作用する習慣や薬や日常生活は全部だめです。逆に少しでも改善する方向に向かうものは何んでもやるということです。

 例えばごはんはしっかり食べる。規則正しい生活を送る。
 締切のある約束事は延期する。
 鼻炎・アレルギー系の治療も併せてトコトン治療する。
 便秘の改善もですね。
 日差しの強いところにでかけない

 書き出せばキリがないですけど、患者さんの周辺状況も踏まえて治してあげることが最短距離の治療方法ではないかと思います。

 とは言っても難しいんですけどね~?!

 誰かいい方法あれば教えてください。

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