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本日も今年6月に発売された「レイボー」についてのお話です。
前回、「レイボー」は副作用としてのめまい・眠気があるので初回投与時には十分注意して欲しいことを説明しました。
では、今回はそんな「レイボー」をいかに副作用を経験しないで使うかについてです。
私は初回「レイボー」使用についてはレイボーは通常用量が100mgなんですが、半分の50mgにロキソニン60mgを一緒に服用する併用療法を勧めております。
理由は2つあって
①レイボーを100mgから50mgへ減量することで、めまい・傾眠の副作用を減らす。
②レイボー50mgにすることで効果が減弱するので、その分をロキソニン追加することで効果を維持することができる。
海外の治験では約20%の患者さんでレイボー+ロキソニンのようなNSAIDsと言われる薬を併用されていたものの、副作用の発現はレイボー単独群と比較して変化はなかったというデータがでていますので安心して使えるのではないかと考えます。
また、レイボーの相手としてはロキソニンがいいと思う理由として、レイボーはゆっくりと効果を出す薬ですが、ロキソニンはNSAIDsの中でも効き味の早い薬ですので、お互いのmeritを生かしあえる関係ではないかと考えて、併用するものです。
是非、効果と副作用のバランスを考えたレイボー50mg+ロキソニン60mgの併用療法を試していただきたいです。
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