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本日は仙台頭痛脳神経クリニックの松森先生がupされていた記事からです。

海外の新薬開発や医薬品市場の動向を解説する「DRG海外レポート」というものがあるようです。

今回のレポートが片頭痛治療薬を取り上げられています。

 .▲瓮螢を中心に今年の秋から抗CGRP療法が発売され、片頭痛に対しての治療が大きく変化していき、片頭痛治療市場が10年以内に8800億円規模に拡大すると予想されています。

このブログ内でも片頭痛の予防薬(抗CGRP療法)が3剤アメリカで次々発売されたことを報告しました。

それぞれ「Aimovig」「Ajovy」「Emgality」です。
ヨーロッパでも間もなく発売となる見通しで、日本では何れも治験が行われていて2年後をめどに発売が予定されています。

また、少し遅れますが抗CGRP製剤の4剤目として2020年までには(アメリカでは)、「eptinezumab」がAlder社から発売される予定になっています。

◆,泙拭∪茲曚匹△欧森CGRP製剤とは少し違う「gepant」と言われる系統の薬剤で、2022年(アメリカで)にはアラガンから経口薬の「atogepant」が発売される予定になっています。その後、Biohavenから「rimegepant」などという薬剤がgepant系薬剤の2剤目としてリストアップされているようです。

 今のトリプタン製剤でも新しい薬剤が予定されていて、イーライリリー社の「lasmiditan」です。これは受容体の選択性が異なり、倦怠感・だるさ・絞扼感などの副作用が軽減されたトリプタン製剤と言われています。

何れもがアメリカからヨーロッパが中心であり、恐らく日本では抗CGRP製剤の3剤は発売になると思われますが、それ以外の薬剤については、全く見通しが立たないということです。

我々、医師の立場からも選択肢が増え、頭痛の程度・頻度が軽減することは非常に嬉しくあり、今後随時日本でも治験が進むことを夢見ております。

早く患者さんに朗報を! です。
我々も制薬会社にもその責務があります。


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