イメージ 1

[[img(https://sick.blogmura.com/headache/img/headache88_31.gif)]]
[https://sick.blogmura.com/headache/ranking.html にほんブログ村 病気ブログ 頭痛・片頭痛へ(文字をクリック)]

<a href="https://blog.with2.net/link.php?1874798";;;;;;>人気ブログランキングへ</a>
ランキングに参加しています。クリックをお願いします。

11月15日・16日に行われた第46回日本頭痛学会に参加してきましたので、報告かたがたお伝え致します。

実は学会前日に風邪を引いたみたいで体調も思わしくなく、神戸のホテルで悪寒と戦っていました。
そんなこともあり、今年は1日のみの参加となりました。

まずは自分の発表ですが、朝の早い時間・少し離れた会場ということもあってかオーディエンスもまばら。座長の先生のテンポよい進行と質問でリズム良く、セッションの最後だった私の所まできました。
時間も十分でしたので、少しゆっくりと話し、無事に発表も終了です。

この1日で聞いたことは大きく2つです。
‐児の頭痛 
⊃靴靴ぜN屠々CGRP療法
についてです。

小児の頭痛。なかなか難儀な話です。

小児の特徴は常に成長・発達していることである。

すなわち、心身ともに未熟であるという認識を常に持って接する。

筑波学園小児科の藤田先生のお言葉ですが、小児科医以外の医者にとっては簡単なようでやはりなかなか難しいものです。
言葉で理解するのと実践するのとでは大違いなのです。

1)葛藤・ストレスが身体化症状として出現しやすい。
2)強い痛みの記憶が持続することがある。

金言です。この2つが子供さんの頭痛を診る上では大切なポイントになってきます。

小児科領域の痛みで最も多いのは「頭痛」です。

大人は男性が々?法´肩こり F痛 女性が仝こり 腰痛 F痛の順番です。

子供さんにも片頭痛があります。
突然始まって、突然終わるとも言われていますが、目の前が「キラキラ」といった大人で言う片頭痛の前兆は少なく、
“莽感 気分の変調 首コリ い△びといったことが前兆になります。

頭痛の持続時間はそれほど長くないのが一般的です。

治療法については、まずは薬物療法ではなく、非薬物療法を主体に考えることです。

ヽ亮造平臾押´▲屮襦璽薀ぅ箸寮限も現代の子供さんには必要だと思われます。

あとは「早寝・早起き・朝ゴハン」です。

この生活リズムの徹底は本当に大事な問題と考えます。
大人の片頭痛患者さんにとっても生活の一部を見直すだけで、著明に片頭痛の回数が減ることを経験します。

藤田先生の講演はいつも身にしみます。
あくまでも常識的で教科書的ではあるのですが、言葉の中に新たな発見があり勉強になります。

片頭痛・発達障害・不登校・家庭環境・・・
大人以上にclearにすべき問題が多いのが小児の頭痛です。


池田脳神経外科ホームページ http://www.ikedansc.jp/
池田脳神経外科フェイスブック https://www.facebook.com/ikedansc
頭痛日記 https://blogs.yahoo.co.jp/neuroikeda
認知症日記 https://blogs.yahoo.co.jp/dementiaikeda