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本日は第46回日本頭痛学会総会についての話しです。
毎年10月~11月にかけて行われます。年に1回の「頭痛の祭典」です。(笑)

全国の頭痛の研究者・医師・看護師・鍼灸師・歯科医師・薬剤師など多職種の学会になります。

一昨年が「京都」。昨年が「大阪」。今年が「神戸」と三都物語です。

ここ1-2年は今年アメリカを含む諸外国で発売になった抗CGRP療法についての話題がmainです。
日本では現在治験中ですので、我々日本人からの抗CGRP療法についての発表はなく、全て外国人による発表が多数準備されています。

また現在、片頭痛治療薬のメインでもありますトリプタンですが、主な副作用でもあります。倦怠感・頚部~頭部にかけての締め付ける感じ・眠気などが緩和された薬剤「ラスミディタン」の治験結果についても報告される予定になっています。

現在、開発されアメリカを中心に販売されている抗CGRP療法剤(全て月1回の注射)はあくまでも予防療法です。大きな効果をあげていますが、それでも片頭痛発作はおこります。

そんな時に従来のトリプタンより効果は同等で、副作用が少ないこの「ラスミディタン」がアメリカ同様に認可されていただければ、更に我々としては選択肢が広がり、今まで以上に患者さんの恩恵に繋がることが予想されます。

(以下、ラスミディタンについての以前のブログです。)
https://blogs.yahoo.co.jp/neuroikeda/40976156.html

何れにしても盛りだくさんな会になっています。
あと2年後に日本の片頭痛治療が大きく変わることを体感できる学会になるものと思っています。

一応、細々と私も演題発表して参ります。

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