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先週末、慢性疼痛の研究会が東京であり、参加してきました。

皆さんご存じのように月曜日・火曜日と都心は20cmを越える雪で大変だったようですが、週末はあたたかく、良く晴れて気持ちよかったです。

さて、研究会の話しです。

)?疼痛の患者さんは増え続けている!
これはデータがちゃんとあって、2004年は1700万人(13.4%)だったものが、2010年には2315万人(22.5%)まで増加しています。

世界的に見てもWHOの調べでは22.0%ですので、日本が突出して多いということではないようです。

∨?腰痛で頭痛(片頭痛)は20.7%で、第三位です。
これも上と同じ統計なんですが、一番多いのが腰痛で55.7%。二番目が肩こり・40肩・50肩で27.9%。
そして第三位が頭痛(片頭痛)なんです。

やはり頻度は少なくないです。

少し趣を変えまして、体の障害という点で見ると、少し違う結果になります。
々?法´△Δ追臓´I老譟´し柯痛 ツ偉歪祺次´κ卞痛 糖尿病 COPD 不安障害 その他骨格筋の痛み
という結果です。

腰痛は確かに、このような調査ではぶっちぎりの1位なんでいうことはないのですがあ、片頭痛はここでも6位とかなり上位のランキングです。

糖尿病よりも多いというのは、新鮮な驚きです。

実はこのデータは2013年のデータなんですが、1990年にも同様の調査があっているのですが、その際も片頭痛は6位だったのです。

つまり、1990年は現在の片頭痛予防療法の主役であるデパケンやミグシスといった薬はなく、ましてやトリプタン製剤も全くない時代です。また全国に頭痛専門医という制度ができその数も増え、それなりに患者さんの満足度が増えていると思っていたのですが、ランキングはかなり上位のままなのです。

直接的な患者さんの満足度はあまり反映せず、発症率として考えれば以前と変わらないということなのかもしれませんが、少し残念だなという感じが致します。

更に少しでもいい治療を!そして患者さんの痛みに貢献しないといけないと痛感した次第です。