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大阪の日本頭痛学会に参加してきました。

今年の頭痛学会ですが、自分の発表はさておき、いくつかの面白い研究もあり興味深かったです。
まずは抗CGRP療法についてです。

以前もこれからの片頭痛治療の中心を担うのがこの「抗CGRP療法」ではないかという話しを書きました。
そのCGRP療法に随分時間をかけた学会でした。

このCGRP療法ですが
.▲爛献Д鵝´▲ぁ璽薀ぅ螢蝓次´B臘誉縮堯TEVA)の3社が現在治験を行っております。
この3社がそれぞれの治験の結果を提示していました。

概ね月1回の注射で、注射した直後から片頭痛の発作回数が減少し、その傾向が持続することが報告され、主だった副作用は注射した部位の疼痛のみという、安全性においても問題ないような結果が示されました。

この結果を見る限り、片頭痛の治療(特に予防療法)は大きな変化をすることが予想されます。

今までなら片頭痛の回数が多い・程度が強い・日常生活支障度が大きいという患者さんに対しては予防療法を勧め、「デパケン」・「ミグシス」・「トリプタノール」・「インデラル」などの薬剤を使うことが一般的でしたが、ここがこの新しい治療法(抗CGRP療法)に置き換わっていく可能性が示されました。

各社の治験が日本で行われている(大塚製薬は今月末から)わけですが、治験を担当している先生からも軒並み同様の印象を持たれているようです。

数年後には片頭痛の予防療法は月1回の注射が主流。そんな日が近いようです。

長くなりましたので、来週も日本頭痛学会総会の話しをupしたいと思っております。