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前回に引き続き、熊本で行われた脳脊髄液減少症と起立性調節障害の研究会についての報告です。

前回、脳脊髄液減少症についてお届けしましたので、今回は起立性調節障害についてです。

まずビックリしたのは、日本やドイツには起立性調節障害という言葉がありますが、アメリカ・イギリスでは同じ言葉はなく、違う言葉で表現されているというのにはビックリでした。

診断については概ねガイドラインに記載されていて、私自身も診断に悩むケースは少ないようです。

今回の研究会でいくつかのポイントで取り上げられました。

。錬弔梁腓な問題は「朝起きられない」ことによる登校できないという問題

これにつきましては少し考えを改めるべきで、そもそも「朝起きられない」のではなく、「夜眠れない」ことを問題点とすべきであるという提案。

まさにその通りで、患者さんに聞く際に夜は何時までも起きていられますか?苦になりませんか?と尋ねると必ず苦にならないと答えます。ですから「起きられない」のではなく、「眠れない」ことを問題視すべきであると話されていた。

大変ごもっともな提案である。

⊆N鼎砲弔い討任垢、OD患者さんの多くは中学生~高校生でありますので、睡眠剤の使用は控えていて、睡眠のリズムを改善させる「ロゼレム」を使うことがあります。
この研究会でも「「ロゼレム」を使うことを勧めてありました。

また、「補中益気湯」という漢方も勧めてありました。特に入眠困難例に対しては「ロゼレム」+「補中益気湯」の併用が効果を示すことが提示され、大変興味をもったところです。

もちろん薬だけで眠れるとは思ってませんし、それ以外に眠るための環境作りが必要です。

また同時に、起きてからの行動についても併せて対応する必要があると思います。
私は以前も書きましたが
(親釗Φ抛釮箸發坊茲泙辰浸?屬傍きる。
朝ご飯を食べる。
ソファなどに座ったり、横になったりしない
どず決まった運動をする。

このような行動を併せて行うことで、睡眠のリズムを作っていくことが大事と考えています。

もちろん、それだけでうまくいくことばかりでないことも重々承知していますが、こういうことを組み合わせていくことが肝要だと思います。