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本日は最新の研究報告からです。
それも珍しい頭痛「アイスクリーム頭痛」についてです。
この季節アイスクリームだけではなく、氷など同様の冷たい刺激で頭痛を誘発することがあります。そのような頭痛についてお届けします。
キンキンに冷えたスムージーやアイスクリームがおいしい季節です。
しかし、急いで食べるとこめかみ周辺に突然キイーンと頭痛が起きることがあります。この頭痛を「アイスクリーム頭痛(brain freeze)」と呼びます。
全く危険性はないですが、誰もが一度は経験のある頭痛です。
これを予防する方法ががあるとテキサスA&M大学医学部Dr. Stephanie Vertreesはアドバイスしている。
アイスクリーム頭痛は医学的には「翼口蓋神経節神経痛」と呼ばれます。
「翼口蓋神経節は口蓋の奥にある神経の束で、冷たい食べ物に敏感。そのため、冷たい食べ物が喉を通っていくときにこの部分に触れると神経が刺激され、その情報が頭痛を起こす脳の領域に伝わる」と説明されている。
この神経節は片頭痛や群発頭痛の原因となることでも知られており、その予防法を探すために以前から研究が続けられています。片頭痛の患者では、アイスクリーム頭痛が治療に役立つ可能性もあります。「誰にでも必ず有効だとはいえないが、アイスクリーム頭痛を起こせば片頭痛を緩和できる可能性がある」とも説明しています。
アイスクリーム頭痛を避ける方法は以下の通りです。
・冷たい食べ物は、急がずにできるだけゆっくり食べること。そうすれば自分の口の中で食べ物を温めることができる。
・冷たい食べ物は、口内の前の方に含むようにすること。口内の奥の方を刺激するとアイスクリーム頭痛を引き起こす可能性があるため。
・アイスクリーム頭痛が起きそうだと思ったら、舌を口蓋に押しつけると痛みが和らぐ可能性がある。舌の温かさで副鼻腔と翼口蓋神経節を構成する神経が温まるため。
Dr. Stephanie Vertreesは、「アイスクリーム頭痛は危険なものではなく、放っておいてもすぐに軽快する。つい急いで食べたり飲んだりしてしまうという人は、アイスクリーム頭痛について理解し、ゆっくりと食べたり飲んだりすることを心がけるとよいだろう」とアドバイスしています。
いろんな意味で興味あるお話です。
冷たさ→痛みに変換していて、それが片頭痛や群発頭痛を改善させるカギになっているとは夢があって、おもしろい話しです。
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