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今日はタイトルの本の紹介です。
以前からこのブログにも書いていますが、片頭痛患者さんはめまいをおこしやすい。
逆にめまい患者さんは片頭痛をもっていることがかなりの頻度であるのです。

片頭痛患者さんでめまいが多いということは頭痛専門医では比較的によく知られたことです。
耳鼻科の先生ではどうなんだろうか?
ある耳鼻科の先生にお尋ねしたが、あまり一般的ではないような話でした・・・。

そてそんな頭痛持ちとめまいもちのための本といってもいい本の紹介です。
これは耳鼻科の五島史行先生が書かれた者です。
五島先生は頭痛学会では大変著名な先生です。

頭痛学会は内科(神経内科)・脳外科・小児科・麻酔科・歯科口腔外科・耳鼻科などの先生が学会員としておいでです。しかし、耳鼻科の先生からの学会報告が意外に少なく、多くは内科(神経内科)・脳外科・小児科からの報告が大半です。

そんな中で耳鼻科代表として五島先生は毎年内容の濃い演題を発表される先生として大変有名です。
毎年頭痛学会では先生の演題発表を楽しみにされている先生も多く、私もその中の一人です。

その先生が書かれた150ページほどのコンパクトな内容で一気に読み上げられます。
一般の人向けの内容です。金原出版から1500円と価格も比較的にリーゾナブルです。
この本を出版前にも、同じ出版社から「めまいとリハビリ」の本も出版されております。

「めまいと片頭痛」研究の第一人者ですので、日常生活を送る上でもためになる内容となっていますので、読んでいただければと思います。

私はアマゾンで購入し、待合室の書棚において患者さんにも見てもらえるようにしております。