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夏真っ盛りです。
リオオリンピックも佳境です。
朝から女子レスリング3人娘の金メダルみて感動しました。
最後の最後まで攻めきる姿勢。1秒たりとも無駄にしない気持ち、大切な事を教わったような気がします。
大変おめでとうございます。感動をありがとうございました。

さて、今日は頭痛 x 熱中症です。
今朝の朝刊にも、県内で8/1から8/14までの2週間で熱中症で搬送された患者さんが502人いて、237人が中等症以上だったという新聞記事がでています。また502人中261人が高齢者であったことも注目に値するところです。

熱中症で頭痛がおこる原因は、以下のように考えられています。
体温が上昇して、脳がヒートアップしてきて、自律神経の調節がうまくいかなくなり、脳の血管が拡張して血流が増加していくことで頭痛がおこるとされています。

熱中症で頭痛がおこると、それは中等症以上の状態であり医療機関を受診していただき適切な対応をしていかないといけない状態と認識されています。
もちろん、そうなる前に
①暑さをさけて無理しない ②水分を摂取する。 ③温度を下げる。
などの一般的な熱中症対策をすることが大切ですが、なかなかそれができるようでできないのも現状です。

冷やす部位もそけい部(両側大腿の付け根付近)や頸動脈などの大きな血管を中心にcoolingすることが大事です。頭痛をおこしている部分も冷やしていただくことが大事ですが、体中の水分が減少していれば、体をいくら外側から冷やしても熱が抜けていきません。

ですから十分な点滴で体中の水分を十分補うことが大事です。
経口で補えるのであればいいのですが、経口で補えない場合や、それでは追いつかない場合には点滴が効果的です。
ですから是非医療機関を受診していただきたいと切に願うものです。