https://sick.blogmura.com/headache/img/headache88_31.gif
[https://sick.blogmura.com/headache/ranking.html ]
ランキングに参加しています。クリックをお願いします。

先週の木曜日(4/14)でした。
21時26分。突然、家にある全ての携帯電話が一斉に緊急地震速報のけたたましい音に包まれた。
その直後、下から突き上げるような地震が続いた。
当地の震度は直感で4程度と感じた。

すぐにNHKのTVに変更して、情報を探るとすぐに熊本を中心に大きな地震であることがわかった。
まったくの青天の霹靂であったが、当地では大きな被害はなさそうなので成り行きを見守るしかなかった。震度2-3の余震が続く中、熊本の被害像が見えぬまま、夜が明けた。

翌朝見た光景は驚くものだった。
熊本の阿蘇の麓の病院で働くこと5年強。
私の見慣れた光景は、違う景色にかわっていた。
働いていた病院はスプリンクラーの水が流れて病院の機能を失い、地震の翌日には入院患者を県外の病院に委ねられた。週末によく行っていた阿蘇への道も土砂崩れで閉鎖され、JRの線路も流され、赤橋と呼んでいた阿蘇大橋もなくなっていた。

以前から懇意にしていて、土曜日の仕事が終わってよく通っていたログ山荘は土砂崩れで跡形も無く流され、宿泊されていたお客さんのご夫婦が亡くなられた。
家族ぐるみで付き合いがあるオーナー夫妻に電話もかけられず今に至っている。

たくさんの犠牲者がでた。関連死の方もいらっしゃる。
9万人を越える避難者がいる。
何もできないまま1週間が過ぎた。

余震の数は徐々に減り、緊急地震速報のけたたましい音も、この数日やっと聞かないですむようになった。少しずつ心の平静を保てるように成り、日々の診療の忙しさにかまけるようになった。

今朝は大雨。
現地を想うと心が痛い。
今自分のできることをやるしかないと自問自答し、毎日朝を迎えています。

なくなられた方のご冥福を祈るとともに、地震が早く収まり、復旧が少しでも早く進み、熊本に住む人たちが心穏やかに生活できるようになるのを心からお祈りいたします。