いよいよ本年度も残り少なくなり、慌ただしくなってきました。
今日は、この3月に引っ越しをされる予定で、今日が終業式で同級生とのお別れになるはずの小学生が頭を打ったといって来院されたり、片頭痛でみていて妊娠から出産で一時期足が遠のいたものの、その後再開して継続的にみていた人が転勤で最後の受診だったりと季節ならでわの一日でした。
今日は、この3月に引っ越しをされる予定で、今日が終業式で同級生とのお別れになるはずの小学生が頭を打ったといって来院されたり、片頭痛でみていて妊娠から出産で一時期足が遠のいたものの、その後再開して継続的にみていた人が転勤で最後の受診だったりと季節ならでわの一日でした。
転勤で比較的近くにいかれる場合には、敢えて知り合いの先生をご紹介することも稀にはあります。しかし、多くは転勤先が決まった場合には転勤先近辺の頭痛専門医を日本頭痛学会のHPから探していただいて都会であれば数件リストアップして、交通アクセス、診療時間、HPなどでうかがい知る雰囲気などを総合的に判断して受診先を決めていただくように説明しております。
その際は紹介状を作成しています。普段の症状・頻度・一般的な服薬・緊急時の対応をお伝えして、転医先でも困らないような配慮をしているつもりです。
私が紹介先を決めてしまうと、そういう一連の作業(確かに面倒くさいと思いますが)をしませんので、周辺の医療環境を知らないままになりますので、敢えて探すことがいいことだと考えています。一度紹介状を持っていかれても、うまくいかなければ、また別の所に行けばいいわくらいの気持ちでいっていただいてもいいと思います。
以前、私が見ていて熊本に転居されたために紹介状を書いた患者さんがいます。程なくして、そこから仙台に転居されて、電話でいきなり「・・・です。わかりますか?今仙台にいるんですが、どこに受診したらいいですか?」という質問をうけたことがあります。
頭痛患者さんで、どこにいっても同じようなことを言われて効かない鎮痛剤を処方されて、たくさんの医療機関を受診されたりした経験のある患者さん(=頭痛難民と呼んでいます)にとっては、医者選びは大変大きな問題なのです。幸い、このケースでは知り合いの先生が、比較的近くだったのでそこをご紹介して事なきをえたわけです。
引っ越し・転勤・転居の際は、日本頭痛学会のHPで近くの頭痛専門医を探して、いろんなことを勘案して是非紹介状を作っていただいて、継ぎ目のない治療を継続していただくよう、かかりつけ医の先生にご相談されるのが大切です。
コメント