今週、俳優の金山一彦さんの頭痛がネット上で話題になりました。
11/1に奥さんと子供さんの3人で横浜中華街に行った際に、突然クビに違和感を感じ、その後後頭部に痛みがきて、うずくまったとのことでした。
11/1に奥さんと子供さんの3人で横浜中華街に行った際に、突然クビに違和感を感じ、その後後頭部に痛みがきて、うずくまったとのことでした。
それを自分のブログに載せたために、ちょっとした話題になったようです。
私もネットでたまたまみて年齢からも解離痛ではないかと思いましたが、どうも間違いないようです。
私もネットでたまたまみて年齢からも解離痛ではないかと思いましたが、どうも間違いないようです。
奥さんの大渕弁護士から頭痛治療で有名な東京女子医大客員教授の清水俊彦先生のもとを受診され、解離痛だと診断されたようです。(先生が今日のTVで話されたようです。)
タレントさんって個人情報保護なんてあるようなないようなものですが。TV番組でも報道されたようですので書いてもいいと思うんですが、何より大事にならなくてすんで良かったと思います。
彼自身も自分のブログに記載していますが、やはり今までと何か違うと思えば病院受診が必須です。
解離痛とは、主に40-60歳代の男性に多く、椎骨動脈という血管に亀裂が入り血管壁が解離する際におこるものです。
①突然痛みで発症する「頭痛」タイプ
②解離して血管が閉塞する「脳梗塞」タイプ
③くも膜下腔に出血する「くも膜下出血」タイプ
と3つのタイプがあります。
①突然痛みで発症する「頭痛」タイプ
②解離して血管が閉塞する「脳梗塞」タイプ
③くも膜下腔に出血する「くも膜下出血」タイプ
と3つのタイプがあります。
私も外来で年間5例程度発見します。割合は3:1:1です。
頭痛タイプが多いのですが、くも膜下出血のように突然頭痛で始まりますので、頭痛タイプかくも膜下出血タイプかはMRI検査しないとわかりません。
頭痛タイプはおおむね、いい結果になることが多いのですが、慌てて手術しないといけないケースや頭痛で発症後に脳梗塞やくも膜下出血に進展していくケースもあり、注意が必要です。
頭痛タイプが多いのですが、くも膜下出血のように突然頭痛で始まりますので、頭痛タイプかくも膜下出血タイプかはMRI検査しないとわかりません。
頭痛タイプはおおむね、いい結果になることが多いのですが、慌てて手術しないといけないケースや頭痛で発症後に脳梗塞やくも膜下出血に進展していくケースもあり、注意が必要です。
やはり、いつもと何か違うと思えば速やかに病院受診しましょう~!
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