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10/3(土)診療を午前中のみで午後をお休みして、頭痛の研究会に出席してきました。
今回は飛行機も順調。その後も順調でPM200発の飛行機で出発して、PM400には会場の六本木ヒルズに到着するという離れ業でした。

この会は非常におもしろい会で、基調講演があり、その後はsmall groupで一つのテーマに絞り込んでdiscussionする会です。基調講演でも片頭痛xうつの話があっていたのですが、私のdiscussionするテーマは「片頭痛と精神・心理的共存賞のマネジメント」~うつ・不安・パニックなどの精神心理的共存症を踏まえて~でした。

残念ながらメンバーに精神科の先生はいらっしゃらなかったのですが、神経内科・脳神経外科・ペインクリニック・一般内科の先生方13人で約2時間近く討論した次第です。

開業医になってからというもの以前に比較して、学会や研究会に気合いが入ります。
今回のように土曜日の午後の診療を中止してでも参加すればなおのことです。

あたりまえなのですが、こうすれば全てうまくいくという方法はありません。
それぞれの先生がそれぞれに苦労されている話を聞かせて頂きます。
ただ一様に言えることは頭痛に興味がある精神科ないしは心療内科の先生が全国的に極めて少ないということでした。私も精神科・心療内科でも通院されている患者さんを拝見していますが、なかなか上手に先生方とのコミュニケーションがとれず、少し難渋することがたびたびみられます。

病診連携ならびに診診連携という部分では大きな課題が残ります。
その中でそこに力を入れている静岡赤十字病院の今井先生も、脳神経外科や神経内科でのnetworkはかなり充実しているが、その部分が弱いと話されていたのも、ここらあたりの現状を表していると思いました。