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今日はネタに困りまして、タイトルにしてみました。
当地区では脳外科の開業医が比較的に多く、医師会レベルで言えば約45万人規模の人口の医師会に脳神経外科を標榜している無床診療所(つまり外来だけ)が7ヶ所、有床診療所(19床以下の入院施設をもつ)が2ヶ所、総合病院脳神経外科が3ヶ所あります。

いわゆるクリニック的なものが約5万人に1ヶ所で、手術をバリバリこなす病院の脳外科が約15万人に1ヶ所です。手術をする病院としての数は比較的普通だと思われますが、いわゆるクリニック的なものは他地区に比べて比較的多いのではないかと思われます。

よくある比較論ですが、日本とアメリカの医療システムは大きく異なります。
例えば私が最近手術した虫垂炎ですが、アメリカでは治療費が100-200万円ほどかかりますが。日本ではその1/3程度で済みます。
入院日数も私は4泊5日でしたが、通常7-10日は入院します。アメリカでは1-2日であとは通院のようです。このように同じ疾患でも日本とアメリカでは大きく異なっています。

ところで頭痛。日本では
診療所レベルでは      ①脳神経外科 ②神経内科  ③内科 ④麻酔科というところでしょう。
大学病院以外の病院レベルでも①脳神経外科 ②神経内科  ③麻酔科です。
ただ大学病院では      ①神経内科  ②脳神経外科 ③麻酔科です。

アメリカやイギリスでは脳神経外科は完全に手術に特化した科です。
ですから手術しかしません。ですから頭痛やてんかんや手術の不要な脳卒中は全くみません。

では何科がみるのかといいますと?
それは神経内科やかかりつけ医がみます。

アメリカの神経内科が診る病態の第1位は頭痛、第2位は脳卒中、第3位がてんかんです。
それに対し日本の神経内科医はパーキンソン病、神経難病、認知症を中心的に診ていて、頭痛や脳卒中やてんかんを得意とする神経内科医が少ないのが現状です。

私も以前いた病院では神経内科の先生はてんかんはみていましたが、頭痛や脳卒中には殆ど興味がなく、外来では神経内科ではなく脳神経外科を受診されていました。おそらく多くの病院でそういう現状があり、神経内科は心療内科や精神科と間違えられやすいという話をよく聞きますし、頭関係は脳神経外科にいくというふうに日本ではなっているのだと思われます。

ですから私もこのように仕事ができているのだと思いますし、しばらくこのようなシステムが持続するものと思います。ただし、大枠として開業医の脳神経外科は頭痛・脳卒中・てんかんをみることができますが、それぞれ得手不得手がありますので、闇雲に受診されるのでは亡く、ホームページや電話などでご確認の上、受診されることをお勧めしています。